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準備が大変!!保育園の『運動会』そのねらいとポイントとは?

最終更新日:2021.04.30

保育園のメインイベントの一つである『運動会』。
運動会は、子供たちの頑張ってきた練習の成果を、保護者の方にお披露目する機会でもありますが、保育士にとってはなかなかのハードワークです。
今回は、運動会をより充実させ、かつスムーズに乗り切れるように、もう一度運動会の『ねらい』や、その『ポイント』を再確認して、運動会を大成功に導きましょう。

運動会のねらいとは?

『運動会』は、多くの保育園の年間行事の中でもメインの行事として扱われています。では、運動会の『ねらい』とはなんなのでしょうか。

子供たちの成長

運動会は、日頃の練習やその頑張りを披露することを楽しんだり、友達と協力して一つの目標を達成したり、競争することを経験したりできる『貴重な成長をする機会』です。
また、運動会では様々な運動に主体的に取り組むことができるので、心や人間関係を学び育むだけでなく、体の成長につながります。

保護者との触れ合いを楽しむ

親子で行う親子競技などを通じて、親子で一緒に体を動かし、その触れ合いで絆も深めることができます。また保護者は「我が子がこんなに成長したのか」と、子供の成長を見られる大切な機会となっています。

運動会を企画する上で、「子供たちにどんな経験をさせてあげたいのか」「保護者の方にどんなことを伝えたいのか」「保育園からのどんなメッセージを伝えられるか」などを考えておくことは、運動会準備には非常に大切なポイントとなります。

運動会の準備は大変

運動会は年間イベントの中でも、とても大きなイベントです。
だからこそ、準備がとても大変で、時間もかかります。保育士は運動会当日までの準備作業がとても多く、通常の保育業務や庶務業務などと同時進行で準備をしなければなりません。
連日の作業に追われ、徹夜・睡眠不足で体調を崩してしまう保育士もいます。特に保育士はなかなか休めないお仕事でもあるので、運動会の準備で体を壊すのは言語道断です。運動会の準備は計画的に、そして健康的に進めていかなければなりません。

プログラム作成のポイント


『運動会』といえば、どうしても競争種目ばかり考えがちになってしまいますが、保育園の運動会では、園児の能力や保育方針に則った運動会の内容を考える必要があります。

年齢や能力にマッチしたプログラム

保育園には乳児から幼児までが在園しています。
また、同じ学年の中でも4月生まれと3月生まれだと約1年の開きがあるので、当然心や身体の成長の差も1年あると考えることができます。だからこそ全ての園児の能力にマッチしたプログラム作りが求められます。
年長のクラスになるに従って「難しいルールの競技」「難しい運動」「協力すること」を目的としたプログラムができますし、逆に年少クラスはルールを理解できなかったり、難しい体の使い方できなかったりするので、バランスの良いプログラムを考えましょう。

親子プログラムを取り入れる

保護者も参加する運動会には、『親子での体操・ダンス』といった、親子で楽しめるプログラムを取り入れましょう。
他にも、例えば『0歳児のハイハイ競争』などは、保護者がゴール地点で待って、子供を誘導してもらうなど親子で楽しめるプログラムもオススメです。
親子プログラムは、子供にとっても保護者にとっても素敵な経験となるプログラムになります。

プログラム順はバランスよく

運動会のスムーズな流れを意識してしまい、同じ競技がずっと続いたり、同年齢の子供の競技が続いていたりすると、子供達も飽きたり疲れたりしてしまいます。
運動会全体を通して、園児みんなが楽しく、保護者も楽しく過ごせるプログラム順を考えましょう。また、毎年恒例となっている行事は、毎年同じプログラム内容と順番でなく、毎年多少変更を加えたりすることでワンパターン化することを避けましょう。

運動会準備のポイント

充実した運動会にするための、『運動会準備』でおさえておきたいポイントをご紹介します。

選曲のポイント

運動会では、たくさんBGMを流します。
BGMの選曲も大切な保育士の準備作業です。意外にもBGMの選曲は難しく悩んでしまうことが多いです。
運動会で使うBGMを選曲する際のポイントは【「みんなが知っている曲」を選曲する】ということです。
みんなが知っている曲は、人を惹きつける力があるので、園児・保護者も気持ちがまとまり、運動会のプログラムに一体感が生まれます。
またBGMは、競技に集中している園児よりも、保護者の方がよく聞いています。子供たちの頑張る姿と、雰囲気をより盛り上げてくれるBGMの相乗効果でより充実した感動する運動会の経験になります。
「THE定番」な曲を選ぶことも雰囲気が出るので特にお勧めです。

衣装や飾り付けはできるだけ新しく

「子供たちの衣装」や「会場の飾り付け」で運動会をより良く演出します。
そしてこの、衣装や飾り付けの準備も保育士の仕事です。
毎年定番の同じ衣装や飾り付けを使う方法もありますが、同じ衣装を使ってしまうと
運動会のプログラムや構成が例年同じになってしまい、保護者から「使いわまし」という印象を持たれる恐れもあります。できれば毎年新たに作りましょう。

運動会の練習する際に気をつけたいこと

運動会を円滑に進めるためには、競技やプログラムの練習はもちろん必要です。
ただし、長時間練習することで子どもたちはその練習に飽きたり、つまらないと感じてしまったり、練習に集中してくれなくなります。
子供が飽きないように『短期集中』で練習することは大切なポイントです。練習の説明は短く分かりやすい言葉を使い、子ども目線で伝えましょう。

運動が苦手な子に配慮する

運動が苦手だと思っている子供もいます。
そういう子は、練習が嫌で保育園に行きたがらなくなる可能性もあるので、練習の時にはいつも以上に褒めたり励ましたりしてやる気ができるように、運動に主体的に取り組めるような環境を作ってあげましょう。

園児がわかる運動会のテーマ設定

運動会のテーマは、園児が聞いてもわかるような言葉を使い、難しい言葉や言い回しは避けましょう。テーマを決める際は、改めて運動会の「ねらい」や「目的」を再確認しましょう。例えば、「勝つこと」をテーマとして設定するよりも「協力」「友情」「達成感」などがテーマ設定に適しています。子供たちが「理解できること」そして「運動会の主役は子ども」ということも忘れないようにしましょう。

運動会前後の保護者への連絡

運動会の詳細など、保護者への連絡は漏れなく行いましょう。
開催日時・場所はもちろんですが、保護者が用意する備品や、保護者の服装も合わせて連絡する必要があります。運動会の所要時間やお弁当の有無、雨天時の場合は屋内で決行するのか、延期するのかなど、細かく伝えておかなければなりません。
また、運動会が終わった後は、保護者へ感謝と併せて「運動会の練習の様子や本番での様子」を保護者へ報告しましょう。保護者から受けた感想は、次回の運動会への振り返りにもつながります。

運動会後のケアも大切

運動会を行うにあたって、子どもたちへ過度な期待を持たず、負担をかけないようにしましょう。
運動会を行う『ねらい』はありますが、子どもと保護者、そして保育士も楽しい運動会になること、「楽しい思い出となること」が一番大切です。
無事に運動会が終了した後は、子供たちみんなでみんなを褒め合いましょう。「頑張ってダンスができた」「お友達と協力できた」など、その貴重な経験を『大切な思い出』として残しましょう。
また、様々な事情で保護者が来られなかった子どももいるので、そういった子どものケアも保育士の大切なお仕事です。そういった視点も忘れずに!

子供・保護者・保育士にとって、運動会はとても大きいイベントで、嬉しさや楽しさもある素敵なイベントです。
しかし、運動会などのイベント準備はとても大変ですし、保育士にとってかなりの負担になるということも事実です。
例えば、事業所内保育所などであれば、イベントの少ない保育園も増えてきています。
もしイベントの準備で疲れて体調を崩してしまうのであれば、そういった園で働くこともお勧めです。あなたにマッチした保育の方法で、楽しく子供たちの成長を促しましょう。

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