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そのまま使える♪保育園|12月の『おたより』|書き出し、挨拶、例文まとめ★

最終更新日:2023.11.01

12月は冬の到来、そして1年のフィナーレです。
この記事では12月に発行する「保育おたより』」で使える文例をご紹介♪
冬の始まりや、『クリスマス』などのイベント、そして、『一年の締めくくり』ということなどを盛り込みながら『おたより』を書くのが定番です。

12月の『おたより』はどんなコトを書くの?

冬が始まりと、1年の終わりでもある12月。
本格的な冬が始まり、『クリスマス』から『年末年始』など1年の終わりにかけての『大きなイベント』が多い時期です。
予定しているイベントや、イベントを子供たちが楽しみにしていることを『おたより』に盛り込み、併せて年末に向けた『連絡事項』や、保護者への『感謝の気持ち』を伝えられる『おたより』にしましょう。

12月の『おたより』作成のポイント

本格的な冬の到来

12月は本格的な冬の始まりです。
寒くなった気候や自然の景色、イルミネーションやクリスマスの飾り付けで華やかに色づいた世の中の話題を入れると、季節感を感じられる『おたより』になります。

1年の締めくくり

あっという間に今年最後の月になったことに触れながら、1年を振り返る言葉を盛り込みましょう。
1年を通して、すくすく健やかに成長した子どもの姿を伝えると保護者に喜ばれるかもしれせん。また、来年も子どもたちの成長を見守り、過ごしていきたいという心構えも伝えられると良いですね。

保護者への感謝の気持ち

保護者の方には今年最後の『おたより』として、改めて『感謝の気持ち』を伝えましょう。
この1年間で様々なことへご協力・ご理解を頂いたことに対しての『感謝の気持ち』と、来年に向けた『意気込み』なども伝えられると良いですね。

『おたより』を書く際はこれらをポイントとして押さえておきましょう。

12月『おたより』の季節感のある書き出しの文例

短めの書き出し

●冷たい風で体は冷えますが、クリスマスの飾り付けを見るだけで体が自然と暖かくなるような気がします。
●時はあっという間に経ち、今年も最後の月となりました。
●今年も残すところ1ヶ月を切りました。街はすっかりクリスマス一色で、一段と華やかに色づいていますね。
●気持ちの良い小春日和も過ぎ去り、いよいよ本格的な冬が到来しました。
●冷たい北風の中、子供たちの吐く息は真っ白です。初雪はもうすぐかもしれません。
●子どもたちの口から「サンタさん」という言葉が頻繁に聞こえてきます。もうすぐクリスマスですね。
●木枯らしですっかり園庭の木々の葉が落ちました。子どもたちの間で、落葉を拾うのがブームのようです。
●寒さがしみますが、見上げると心地の良い空が広がる季節です。
●クリスマスに年末年始、慌ただしい時期となりましたね。ですが、子どもたちにとってはワクワクの12月のようです。
●ポインセチアが赤く色づいており、子どもたちと同様にクリスマスが待ち遠しいようです。

長めの書き出し

●冷たい風に吹かれて、落ち葉が集められています。子どもたちは、落ち葉をたくさん集めてプールを作ったり、落ち葉のシャワーを浴びたりと、まるで落ち葉とお友だちになって遊んでいます。
●登園時に手袋してくる子どもが増えてきました。季節はすっかり冬ですね。大人は負けてしまいそうな寒さですが、子どもたちは、お外で鬼ごっこや縄跳びなど、元気いっぱい遊んでいます。
●子供たちの白い息が北風に溶け、本格的な冬の到来を感じさせます。寒さも厳しくなっていますので防寒対策をしっかりとして、暖かくこの冬を過ごしましょうね。
●クリスマス飾りやイルミネーションで街が『キラキラ』としていますが、子供たちも負けず劣らず「クリスマスはまだか、まだか」と目を『キラキラ』させていますよ。サンタさんはちゃんときてくれるのでしょうか?
●今年も無事12月を迎えることができました。子供たちにとってこの1年はどんな1年になったのでしょうか。保育園の様々な行事を通して、子どもたちは一回りも二回りも大きく成長しました。
●「サンタさんくるかなー」と毎日のように子供たちの会話から聞こえます。街はクリスマスの雰囲気で華やいでおり、先日は保育園でもクリスマスツリーを飾りましたよ。
●今年も残り1ヶ月を切りました。最近は、すごく冷え込みますが、空気がとても澄んでいるので夜空の星がとてもキラキラと輝いています。ぜひ子供たちと夜空の星座を眺めてみてくださいね。
●冷たい空気に撫でられて、子どもたちの頬がまるで『リンゴ』のように赤く色づいています。今年も残すところあと1ヶ月です。より楽しく年末まで過ごしていきたいと思います。
●街はクリスマスシーズンできらびやかな色に染まっています。子供たちはサンタさんが来るのを楽しみにしているようです。子どもたちは、今年も『いい子』にしていましたよ。サンタさんが来るといいですね。
●もうすぐクリスマス。クリスマスが終わったら年末年始と慌ただしい12月です。この1年はたくさんの経験をして心身ともに成長した1年でした。

保護者へ伝えたいことの文例

『おたより』には保護者へ伝えたいことや注意をお願いしたいことも書きます。

冬休みの過ごし方

●年末年始は冬休みに突入します。長期のお休み中は生活リズムが崩れやすいです。『規則正しい生活を送る』『1日3食摂る』『手洗いうがいの徹底』『交通安全に気をつける』など、冬休み中も健康管理や生活管理はいつも通りでお願いします。年明け、元気な子どもたちに会えることを楽しみにしています。

クリスマス発表会

12月〇日はクリスマス発表会を開催します。別途プログラムを事前に配布いたします。持参物や注意事項などを確認の上、クリスマス発表会をお楽しみ頂けますようご協力お願いたします。

低温ヤケド

●カイロやホットカーペット・こたつなどの暖房機器を使う時期になりました。長時間同じ体勢でホットカーペットやこたつを当て続けていると『低温やけど』になる危険性があります。『低温やけど』は重症化しやすいと言われています。ホットカーペットやこたつで寝てしまうことがないよう、一度子どもたちと使い方を確認してみてくださいね。

大掃除について

●12月◯日に大掃除を行います。子どもたちと普段使っている保育室や遊具、靴箱、おもちゃなどをキレイにし、来年も気持ちよく使えるようにします。ぜひご家庭でも、お掃除を子どもに任せてみてくださいね。

保護者へのお礼

●今年も残りわずかとなりました。保護者の皆様のご協力のおかげで、子どもたちは健やか成長し、そして私達保育士もスムーズに保育活動を行うことができました。また来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

子供たちの姿を伝える文例

子供の様子がわかる『おたより』は保護者にとって喜ばれます。

乳児期(0歳~2歳くらい)

●キラキラと光るクリスマスツリーに目を丸くして興味津々です。ピカピカの電飾に触りたいのか、ズリ這いやハイハイで近づいて手を伸ばしています。大きくなって一緒に飾り付けが出来るのが楽しみです。
●クリスマスソングに合わせて、鈴やマラカスを鳴らして音楽を楽しんでいるようです。

幼児期(3歳~)

●吐く息が白くなるほどの本格的な寒さですが、子どもたちは『おしくらまんじゅう』をして楽しみながら暖をとっています。「キャッキャ♪キャッキャ♪」と暖かく可愛い声が園庭に溢れています。
●先日雪が園庭につもったので、みんなで協力して雪だるまを作りました。子供たちの背丈ほどある『大きな雪だるま』ができた時には「できたー!」とみんなで喜び合いました。また一つ冬の思い出が増えました。

共通

●先日、みんなでクリスマスの飾りつけを行い、星やハートの飾りで素敵なクリスマスツリーが出来上がりました。みんなで力を合わせて飾り付けをしたクリスマスツリーのおかげで、保育園全体もキラキラと暖かくなったような気がします。是非お迎えの際に見てみてくださいね。

食育の文例

食育についても伝えていきましょう。

冬至の食べ物

●1年のうちに、日の出から日没までが最も短いのが『冬至』です。冬至には「ん」がつくものを食べると『運』が呼び込めると言われています。「だいこん」「にんじん」「れんこん」「うどん」「かぼちゃ(南瓜※なんきん)」を食べて縁起を担ぎましょう。
●冬至に食べるものとして知られているのは、『冬至がゆ』です。
『冬至がゆ』は小豆を入れた『おかゆ』のことで、小豆のような『赤い食べ物』が邪気を払うと考えられているので、冬至に食べて厄除けをするんです。今年の冬至はぜひ『冬至がゆ』を食べて、暖かく過ごしてみてはいかがでしょうか?

クリスマスケーキ

●日本ではクリスマスに『クリスマスケーキ』として、『チョコレートケーキ』や『ショートケーキ』などのフルーツなどがのった華やかやケーキを食べますが、本場のヨーロッパでは『ブッシュドノエル』『シュトレーン』などのシンプルなお菓子をクリスマスに食べることが多いんです。同じクリスマスなのに食べるものが違うことは面白いですね。食べ物で日本だけではない『海外の文化』にも理解が深められるといいですね。

年越しそば

●12月31日は大晦日。大晦日には『年越しそば』を食べます。『そば』は切れやすいので、『一年の苦労や厄災を断ち切る』という願いを込めて大晦日に食べると言われています。来年が良い年になるように祈りながら美味しく年越しをしましょう。

食器・お箸の選び方

●毎日使っている子どもの食器やお箸のサイズは合っていますか?特にお箸の長さは利き手の親指と人差指を直角にし、その人差し指から親指までの長さの『1.5倍の長さ』がいいとされています。お箸や食器は毎日使うものです。定期的に見直しましょうね。

保健に関する文例

定期的な換気

●寒い時期なので、窓や部屋を閉め切ってしまいがち担ってしまいます。ですが、窓や部屋を締め切っていると空気が汚れて、どことなく倦怠感が出たり、風邪などの菌やウイルスが増えたりもしてしまいます。園では1時間に1回換気をおこなっております。ぜひご家庭でも閉め切りっぱなしにならないように、換気などを注意して行うようにしてくださいね。

乗り物酔い

●年末年始は、遠方へ外出する方も多くいらっしゃるかもしれません。子どもが車酔いなどの『乗り物酔い』をしやすい場合は、『前日に十分な睡眠』『乗り物に乗る前は食べすぎない』、また『子供用の酔止め薬』が薬局等で販売されていますのでそちらを利用するなどして、元気に楽しく遠出しましょう。

感染性(ウイルス性)胃腸炎

●ノロウイルスなどが原因で、吐き気や嘔吐・発熱の症状が出る場合があります。
嘔吐や下痢がある場合は水分補給をしっかり行うようにしてください。また、吐物や便には、ウイルスが含まれていますので、『適切な処理』『片付け後は手洗い・うがい』をしっかりと行いましょう。また受診をした場合は、回復の目安などを医師に確認しておくようにお願いいたします。
●感染拡大予防のため、園で汚れた衣服は、園では洗わずにそのままお返しします。ご家庭では『85℃以上の熱湯に1分以上浸ける』『塩素系の漂白剤で消毒』など『消毒』をお願いいたします。『消毒』が済んだら、通常通り洗濯機に入れて問題ありません。引き続き感染症拡大予防にご協力をお願いいたします。

マスクの正しいつけ方知っていますか?

●風邪やインフルエンザの『感染症予防』のため、子どもたちにも『マスクの着用』をお願いしています。マスクの種類・マスクメーカにもよりますが、マスクの正しい付け方は『マスクの表裏をしっかりと確認』『ノーズフィッターを鼻にあてて調整』『ずれないように耳にゴムをかける』『顔の大きさに合わせてプリーツを広げる』です。マスクを正しくつけて健康に過ごしましょう。

行事に関する文例

冬至

●毎年12月22日頃は『冬至』で、1年で昼が最も短い日です。日本には冬至に『ゆず湯』に入る風習があります。『ゆず湯』は江戸時代からは始まったと言われており、「ゆず湯に入ると風邪をひかない」と言われています。冬至の日には是非『ゆず湯』に入って暖かく過ごしましょう。

クリスマス

●今年も残りわずかですが、今月は待ちに待った『クリスマス』があります。子供たちの口から「サンタさん」「プレゼント」という単語が聞こえてきます。園ではクリスマス会に向けて毎日歌や楽器、ダンスの練習を頑張っています。今年のサンタさんはどんなプレゼントを持ってきてくれるかな?

年末の大掃除

●年末の大掃除の歴史は『平安時代』と言われています。
平安時代、宮中で12月13日に1年の煤(すす)をはらい神様を迎えるという『煤払い』という行事を行っていたことが起源と言われています。大掃除をして気持ちよく『新年』と『幸せの神様』を迎え入れましょう。ちなみに、12月29日は『苦』を連想されること、12月31日は大晦日にバタバタと掃除するのは、神様に失礼ということから大掃除を行ってはいけないとされています。

大晦日

●12月31日は今年最後の日『大晦日』です。この一年でお世話になった人に感謝の気持を伝えましょう。108回鳴る『除夜の鐘』は、人の心にある煩悩を祓うためと言われています。心機一転、気持ちよく新年を迎えましょうね。また、年末年始の夜ふかしをし過ぎないよう、規則正しい生活を送ることは忘れずにしておきましょう。

雑学ネタの文例

『おたより』にちょっとしたネタを入れるのもいいですね。

雪だるは何段?

私達日本人が作る『雪だるま』は『頭部分』と『胴体部分』の2段の丸い雪で作るのが一般的ですが、欧米では3段の雪で作られるのが一般的です。
英語では雪だるまのことを「SNOW MAN(スノーマン)」と言うので、『頭』『上半身』『下半身』というイメージから3段かもしれませんね。逆に日本では「だるま」という単語のイメージから2段になっているかもしれません。国によって違いが出るのは面白いですね。

靴下のなかにプレゼント

●12月の一大イベントとして『クリスマス』がありますね。クリスマスにはサンタさんのプレゼントを受け取るために『靴下をぶら下げる』風習があります。これは「サンタさんが貧しい人を救おうと金貨を贈ろうと、金貨を煙突から家の中に投げ込んだら、暖炉に干してある靴下に入った」という伝説から、『サンタさんが夜中にプレゼントを靴下にいれていく』という風習ができたようです。寒さも吹き飛ぶ暖かい話ですね。

締めの文例

●ご家族みんなで、健やかな新年を迎えられますようお祈り申し上げます。
●今年も大変お世話になりました。年末年始の楽しいお土産話を子どもたちから聞けるのを楽しみにしています、
●慌ただしい年の暮れでございますが、来年も元気な皆様にお会いできることを楽しみにしています。

12月の『おたより』文例をご紹介しました。
子供たちが楽しみにしている『クリスマス』と、『年末年始』を意識することで12月らしい『おたより』を書きやすくなるかもしれません。1年の締めくくりの月ですので、保護者への『感謝』と、来年に向けての『意気込み』を伝えられる『おたより』にしましょうね。

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