人材支援サービスのサクシード

先生方のスキルアップを
学校側もサポート
先生は財産だから、大切にしていきたい

大宮開成高等学校

校長 山中様

大宮開成高等学校

1.  定時に帰りにくい…という文化は本校にはありません

働き方改革として取り組んでいることを教えていただけますか?

大宮開成高等学校

先生方も自分の時間がないとステップアップができませんから、メリハリをつけて働いてもらうようにしています。まず休日については、進学指導をしている学校の中では珍しく、夏休み・年末年始などは連続でしっかりとお休みを取ってもらっています。夏休み期間中は、8月13日~15日は学校を完全閉鎖して、先生方に指定年休(勤務時間超過は年休を与える制度あり)を取得していただき、多い時で最大10日間の連休を取ってもらえるようにしています。
また、年末年始の 12月29日~1月3日も学校を完全閉鎖して、お休みを取ってもらっています。そして残業については、平日に残りたいという声もあるのですが、基本的には許可していません。ですので定時の16時40分には「定時過ぎたら帰っていいよ」といつも言っており、定時に帰りにくい…という文化は本校にはありませんし、作らないようにしています。クラブ活動や教材研究などで残りたいという先生もいますが、どれだけ遅くても、20時30分には学校を完全に締めるようにしています。本校は残業を全く奨励していません。

2.  先生方のスキルアップを学校側もサポート

先生方のスキルアップのために取り組んでいることを教えていただけますか?

本校では研修を積極的に行っています。学校方針や教務内規や待遇などの初任者研修は行いますが、何かを課すというトップダウンの研修は一切していません。なぜなら「課す研修」というのは、あまり力にならないと考えているからです。受け身よりも「自分がやりたい」「こういう研修を受けたい」という時にサポートをしてあげるのが、本当に必要な研修だと思っています。
また、教科力をつけてもらうためのサポートとして、年に2回 予備校での先生向けの研修を許可しています。こちらは学校側で全額費用負担(3回目以降は交通費のみ負担)し、予算は例年150~200万円くらいかけています。それ以外にも、先生方が自主的に取り組みたいと申し出た研修については基本的に認めており、学校側で費用負担・出張扱いとしています。「あれしなさい、これしなさい」というわけでなく、自分自身のスキルアップのために自分で探してきたものに対しては、校務に支障がない程度であれば 積極的に認める方針です。

先生方のやりたいことをできるだけサポートするということですね?

大宮開成高等学校

取り組みとして一番大きいのは、先生方が考えて「これはやった方が良い」と思ったことなどをなるべくやってもらえるような環境作りです。例えば、今年卒業した 3年生の学年の先生方は、普段なら東大・早稲田などの首都圏の大学で行うはずの大学訪問を「東北大学で行いたい、約80名の生徒を東北大へ連れていきたい」と言ってきました。金銭面的に難しく、一度は拒否しましたが、保護者の許可も得ていること、先生方の絶対に必要だ!という熱い思いに応えて、許可に至りました。もちろん、先生方の旅費・出張手当は学校側で負担。たまたまかも知れませんが、その年の卒業生の多数が東北大に進学しました。先生方の考えや、やりたいことは、無理がなければなるべく自由に広げてあげられるような働き方をしてもらうようにしています。

そんな提案を気軽にできるような環境なんですね。

はい。風通しが良い環境にするように心がけていますし、これは必要なことだと思います。本校ではいつも「一番大切なのは生徒、学校にとっては生徒が一番大切」と言っていますが、管理職は生徒に直接指導するわけではないので、それが難しい。だからこそ、直接指導する先生方に「生徒を大切にする環境」を作ってあげるのが、私たち管理職の役目だと思っています。

3.  採用は「お見合い方式」
先生は財産だから、大切にしていきたい

同じように人材に悩みをもつ学校担当者へのメッセージをお願いします

「学校の顔」が見えるように採用することが大切だと思います。
校長がいきなり面接することは少ないそうですが、学校の顔とも言える校長が、自ら色んなことを説明することで、この学校はどんな顔なのか?ということが見えてきて、応募者に判断してもらいやすくなると思います。私は、いつも採用の時に「これは面接ではなく、面談です」と言っています。
採用は違う角度で見ると「お見合い」だと思っています。私(学校)のことで話せることは全てお話ししますし、質問があれば全て答えます。そして私も、あなた(応募者)のことを知るためにお話を聞きたい、ということです。双方が意思疎通したら、模擬授業などの次の段階へ進むようにしています。要するに「本校を理解してもらい、そして、応募書がどんな人なのかを理解する」【双方が歩み寄る採用】をしているのです。それが学校にマッチしているかを判断しやすい採用の形なのかも知れません。当然、面談後に合わないと申し出る方もいれば、模擬授業に進む段階で辞退を申し出る人もいます。ただ、この【双方が歩み寄る採用】をすることで、本校で働きたい!と思ってくれるかも知れません。
他に特別なことは何もやっていません。給料が特に良いわけでもありません。学校にとって先生方は財産ですから、大切にしていきたいと思っております。もちろん、先生たちを甘やかすわけではありません。私学だから成果も求めるけども、第一として、まず先生たちを大切に考えています。だからこそ、管理職は先生方のためにあると思っています。

学校情報

大宮開成高等学校

学校名
大宮開成高等学校
URL
https://www.omiyakaisei.jp/
所在地
埼玉県さいたま市大宮区堀の内町1-615
このページのTOPへ