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転職を考える保育士さんに大人気♪ 企業内保育所&院内保育所の魅力☆

最終更新日:2021.08.12

保育園で働いていると、子どもたちが帰ってからもやることが山ほどあり、持ち帰り業務があるのは当たり前です。朝早く出勤しても、帰宅するのはいつも夜遅く…。毎日くたくたになるまで働き、1~2日のお休みだけではなかなか疲れがとれないほどに疲れが蓄積されていきます。これほど保育士さんにかかる負担は大きいというのに、それに見合わない安いお給料では納得できないですよね。
思わず「うんうん。」、と頷いてしまった保育士さんにこそオススメしたいのが、『企業内保育所&院内保育所』です。一般的な保育園でしか勤務経験のない保育士さんには聞き馴染みがないかもそれませんが、実はとっても保育士さんに優しく働きやすい職場です。
大人気の職場を知らずに転職活動してしまうのはもったいない!無理をせずに子どもの成長を見守ることができますよ。今回はそんな企業内保育所&院内保育所の魅力をご紹介いたします。興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

企業内保育所・院内保育所とは?

企業内保育所とは

『企業内保育所』とは、オフィス内や近隣に企業内保育所を開くことで、送迎の手間が省けたり、近くに子供がいるので安心して仕事ができたりするので、社員も『育児と仕事の両立』ができ、社員の『産休や育休後の復職の後押し』『離職防止』にもつながっています。
基本的に『企業の就業時間』に合わせた運営体制となり、その企業の一員として働きます。

院内保育所とは

『院内保育所』とは、病院などの医療施設で働く職員(多くは医者や看護師などの医療従事者)の子供を中心に預かる保育施設のことです。
医療の現場は24時間・365日の体制で働いているため、不規則な勤務時間にならざるを得ません。ですが、通常保育施設の預かり時間は朝7時~18時までがほとんどで、その後延長保育もありますが、『24時間体制』で預かってくれる保育園はなかなかありません。
そんな悩みを解決してくれるのが『院内保育所』です。多くの院内保育は24時間体制で運営しています。
保護者のその日の勤務時間にあわせて子供も登園するので、日によって登園時間が異なるという特徴もあります。『企業内保育所』と同様に『産休や育休後の復職の後押し』『離職防止』の効果も期待されています。院内保育所は先述の企業内保育所の一種です。

一般保育所との違い

基本的には『企業内保育所』『院内保育所』ともに一般保育所と基本的な仕事内容は同じですが、大きく違う点もあります。

勤務時間

一般の保育園では月曜日~土曜日の07:30~18:30が一般的な保育時間となっていますが、院内保育所・企業内保育所については、『365日24時間体制』の保育時間のところもあれば、『平日の8:30~18:30』というところもあり、その中でのシフト制勤務などになることがほとんどです。
土日が忙しいサービス業であれば、土日に子供を預けなければなりませんし、24時間稼働の病院であれば、夜間にお泊り保育として預けなければなりません。したがって保護者の勤務時間によって『子供の登園時間も変動』します。
「企業(病院)の就業時間または保護者の勤務時間=保育時間」となるという点が普通の保育園との大きな違いです。

勤務場所

企業内(院内)保育所は、ほとんどの場合で『その施設内・近隣に開設』されています。
通常の保育所のように独立して開設されることが少ないため小規模な施設であることが多いです。また、『保護者が保育園の近くで働いている』という事も大きな違いで、子供の体調不良など具合が悪いとき等の『緊急時に連絡を取りやすい』ことや、保護者の休憩中に授乳へ来ることもあります。『保護者が近くにいる』ということが普通の保育園との大きな違いです。

イベントの量

企業内(院内)保育所は『園庭や体育館がない』ことが多く、加えて子供の預かり時間が日によって違う園では、『全員が揃う機会が少ない』こと、また、『受け入れ時間の拡大を優先させる』という意味でも、運動会や発表会などの『大きなイベントが少ない』傾向にあります。そのため、イベント企画や準備の業務が少なく持ち帰りや残業も少ない事が多いです。

保育年齢や人数

企業(病院)の規模によりますが、職員の子供の限られているため、お世話をする子供の人数は少人数を見る事が多いです。また、年齢別によるクラスがないことも多く、1つの部屋で様々の年齢の子供たちのお世話をするので「異年齢保育」となる事が多い事も大きな特徴です。

企業内保育所・院内保育所の魅力

一般の保育所と異なる特徴が多いからこその『魅力』もあります。

給与・待遇が良いことが多い

一般的に保育士は給与が低い職種ですが、企業内(院内)保育所は運営主体によって『給与・待遇が良い』ことが多いです。
運営主体が、企業(病院)の場合は福利厚生や給与がその企業の水準に合わせて設定されるため『高給与』や『一般企業と同水準の賞与』、『社員食堂無料』や『住宅手当』など給与だけでない面でも高待遇が期待できます。
他にも、早朝勤務・夜間勤務がある場合は、給与とは別に『夜間・早朝手当』が付くことが多く『高収入』を期待することができます。

業務量が少ない・残業が少ない

子供の人数が少なく、先述の通りイベントも多くないので一般の保育園よりも『業務量が少ない』場合が多いです。また、クラス分けなどもないことが多いので、毎月の指導計画や週案などの書類をそれほどきっちり作らなくてもいい場合もあり、『事務作業も少ない』傾向にあります。
したがって『残業や持ち帰り仕事が少なく』、またシフト制で勤務することが多いため時間が来たらきっちり『定時退勤できる』という環境です。

じっくり子供と向き合える

小規模な施設が多く、子供の人数も少ないため必然的に子どもたち一人ひとりに『じっくりと向き合う時間』が多いです。子供たち一人ひとりに目が届きやすく、ゆとりを持って、かつ、発達段階に併せた『充実した保育ができる』という魅力があります。
また保護者・保育士同士の距離も近く連携やコミュニケーションが取りやすい環境なのでアットホームな雰囲気の職場であることも多いです。

保護者が近くにいる

企業内(院内)保育所は、保護者と同じ敷地内に保育園を設けているので、万が一の病気や怪我をした場合の『緊急の連絡が取りやすい』というメリットがあります。また保護者が同じ企業(病院)で勤務しているため、『保護者同士のトラブルも少ない』ため保護者間の人間関係に悩まされるという可能性も低いです。
保護者が近くにいるので、保護者と子供たちの結びつきも強く感じられますし、仕事を頑張っている『保護者を支えている気持ちになれる』というのも大きな魅力かもしれません。

休みが取りやすい

企業内(院内)保育所は待遇もよく、イベントも少ないため繁忙期というものがない傾向にあります。予め計画をしておくことで比較的『有給休暇も取りやすい』環境だと言えます。

通勤に便利な立地であることが多い

企業内(院内)保育所を設置している企業はある程度の従業員を抱えているため、通勤に便利な駅前や車で通いやすい郊外にあることが多く『通勤が便利』な場所に立地していることが多いです。

保育施設がキレイ・設備が新しい

企業内(院内)保育所は最近設置された施設が多いため、『キレイ』なところが多く、また保育士の仕事が楽になるようにPCやタブレットや『ICT技術も多く取り入れられている』ため、効率的に仕事が進めやすく『モチベーション維持』にも繋がります。

人によってはデメリットに感じてしまう点

一般保育と違うからこその魅力もありますが、人によっては魅力に感じない場合もあります。

物足りなく感じる

【イベントが少ない】

イベントが少ないことで業務量が減るというメリットの裏返しで、イベントがないことで『もの足りなく感じる』可能性もあります。特にイベントが好きで、子供たちと楽しみたい保育士にとっては、より顕著にその思いが強くなるかもしれません。

【子供の成長を継続的に見守れない】

保護者がシフト勤務だったり、変則勤務だったりする事も多いので、日によって『関わる子供も異なる』ことが多いです。
クラスもないことが多いので、同じ子供を継続的に見守ることができず子供の成長過程に密着し続けることが難しく物足りないと感じるかもしれません。

【単調な保育になりやすい】

関わる子供が毎日違うこともあり、一般の保育のように保育計画を実施する機会がとても少ないので「託児」を中心の保育になる事が多いので保育が『マンネリ化』し物足りなさを感じる保育士もいます。

やりたい保育ができない

【施設が狭い】

多くの企業内(院内)保育所は、その敷地内に設置されているため『スペースが限られています』。そのため場所によっては、外で遊ぶスペースがなく、子供と一緒に走り回って遊ぶということができない場所もあります。
広いスペースで『のびのびと保育をしたい』と思う保育士にとっては閉鎖感を感じストレスに感じるかもしれません。
【設備が限られている】
先述の【施設が狭い】に通じている点ですが、スペースが限られているため園庭・プール・ピアノ等の設備環境が整っていない場合も多く、使いたい設備が使えないなどの理由で窮屈に感じる人もいるようです。

【集団保育ができない】

子供の人数が少ないので必然的に『集団保育ができない』という側面もあります。
子供同士の関わりがより良い保育に繋がると考えている場合には、ギャップを生むこともあります。

企業のルールで仕事や勤務時間が変わる

【変則的な勤務体系になることがある】

24時間体制で営業している企業(病院)などは『勤務時間が安定しにくい』という側面があります。必ずしも夜勤があるわけではありませんが、日勤と夜勤を繰り返すシフトでは生活リズムが乱れ大変だと感じるかもしれません。

【保育以外の仕事の可能性】

企業内(院内)保育所は従業員の子供を預かる存在なので、企業ルールに合わせて運営されます。なので、保育仕事以外で提出する書類や、集会・会議などにも出席する必要がある可能性もあります。企業(病院)特有のルールが保育士の働きやすさに直結します。

企業内(院内)保育所に向いている人

これまで紹介してきたように、企業内(院内)保育所は、じっくりと一人ひとりの子供と向き合いながら、プライベートとお仕事の両立を図りやすく、企業(病院)ならではの高待遇で働くことができます。
ですので、企業内(院内)保育所に向いているのは下記のような保育士です。

また、保護者も同じ企業(病院)の従業員である事が多いため、保護者からの理不尽な要求やクレームもあまりないことから、保護者対応が苦手だと感じる方にも向いているといえます。

企業内(院内)保育所で働きたい場合は?

企業内保育所・院内保育所で働く際、特別な資格が必要というわけではなく、保育士資格も必要でない事もあります。ただし、企業(病院)側も保育士資格を持っている方が安心のため保育士または経験者を求めることが多いようです。保育士資格がない場合は、資格がないことをカバーできるようなアピール材料があると良いでしょう。

企業内(院内)保育所は人気です。

仕事も少なく、休みも取りやすいなど好条件なのでとても人気です。
人気だからこそ、『就職の倍率がとても高く』、求人が出ても『すぐに応募の受付を終了』してしまう事も多いです。また、多くは小規模な施設であることがから、求人情報がわかりやすく公開されていないことも多いです。

保育士専門のコーディネーターを上手に使おう

「企業内(院内)保育所で働きたい」「企業内(院内)保育所を視野に転職・復職をしたい」という場合は、『保育士専門のコーディネーター』から求人を紹介してもらう方法がおすすめです。
コーディネーターを介すことで、常に『最新の求人情報』や『非公開求人』も教えてくれます。また、コーディネーターは企業(病院)と直接やり取りをしているので、企業(病院)の情報や施設の雰囲気・人間関係の情報も事前に教えてくれますし、条件なども『就業先と直接交渉』してくれますので入職後のミスマッチも防げます。
上手に活用して効率よく仕事探し、そして気持ちよく働きましょうね。

保育士として働いていく上で『大切にしたいこと』は人によって違います。企業内保育所・院内保育所は仕事とプライベートを上手く両立したい人にぴったりの職場と言えます。
「もっとプライベートを大切にしたい」とお考えの方はぜひ候補にいれてくださいね。
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