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そのまま使える♪保育園|1月の『おたより』★書き出し、挨拶、文例まとめ★

最終更新日:2022.12.09

1月は年が明けて1年のスタートです。
1月に発行する「保育おたより」の使える文例をご紹介♪お正月に関することや、七草粥などを文書に盛り込むのが定番!是非参考にしてみてください。

1月の『おたより』はどんなコトを書くの?

1月は、新年になり気持ちも年号も一区切りがつく「スタート」の月です。
1年の始まりを気持ちよくスタートできるような『おたより』になるように心がけましょう。

1月の『おたより』作成のポイント

1年の始まりを意識した文章

1月は新年の新たな始まりです。まずは保護者の新年の挨拶は忘れないようにしましょう。そして、「より子供の成長を楽しみに見守っていきたい」、「保護者と協力していきたい」という素直な思いを文章にしましょう。

年末年始のおやすみについて

「年末年始のお休みは、どうでしたか?」など問いかける文章から始め、子どもの休み中の様子なども気にかけるとともに、休み明けは「保育園に行きたがらなくなる事がある」ということもお知らせしましょう。

年度末まで残り3ヶ月であることを伝える

新年が明けたらすぐに年度末になります。
進級までの残りをどのように過ごしていきたいか、また、卒園する5才児はこの3ヶ月が保育園のまとめの時期でもあることを伝えましょう。

『おたより』を書く際は、これらをポイントとして押さえておきましょう。
では具体的な文例をご紹介します。

1月『おたより』の季節感のある書き出しの文例

短めの書き出し

●あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
●新春のお喜び申し上げます。昨年は大変お世話になりました。
●新年のスタート。朝の冷えた空気がより一層、身も心も気を引き締めてくれるような気がします。
●年が明け、静かだった園内も、子どもたちの声で賑やかになりました。
●長いようで短い冬休みも終わりました。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
●お休みの間に身も心も少しふっくらした様子の子どもたちも多く見受けられます。お餅が美味しかったようですね。
●子どもたちの虹色の挨拶で、本年もスタートいたしました。今年もよろしくお願いいたします。
●冷たい風に頬や鼻を赤らめ、元気に登園してくる子を見て嬉しく思います。
●早いもので、今年度も残り3ヶ月となりました。毎日を大切に楽しい園生活を送りたいと思います。
●寒さも厳しく体調も崩しやすい時期です。体調管理にも十分に気をつけたいですね。

長めの書き出し

●「先生、あけましておめでとうございます!」と元気に登園してきた子どもたち。冬休み楽しかった思い出を嬉しそうに話してくれます。そんな子どもたちの笑顔で毎日癒やされています。
●新年が明けて、外の冷えた空気がいつもよりキリッと鋭くなったようで、身も心も引き締めてくれるような気がします。新年も気を引き締めて参りますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
●新年が明け、登園してきた子供たちが年末年始の思い出をたくさん聞かせてくれます。遠くにお出かけされた方も多いと思います。生活のリズムが崩れやすい時期でもあります。どうぞお体にお気をつけくださいね。
●1年の中で最も寒い時期を迎えましたね。外に出ると息は白く、靴は「シャリシャリ」と鳴くので子供たちは外で走り回って遊ぶのがすごく楽しそうです。「子供は風の子」とは言い得て妙だとつくづく思います。
●年末年始はいかがお過ごしたでしょうか?少し見ない間に子供たちはたくましくなったような気がします。本年度も残り3ヶ月、より子供たちが伸び伸びと成長できるように努めてまいります。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
●「おばあちゃんのお家にいってきたよ」「おもちたくさん食べたよ」「凧揚げしたよ」などなど嬉しそうな顔で話してくれます。子供たちにとっても幸せな1年のスタートが切れたのでは無いでしょうか。
●カラッと乾いていた保育園も、子供たちが登園してきてくれて、明るい笑顔で空気が潤っています。おかげさまで私たち保育園スタッフもすごく心が潤っています。
●年末年始のおやすみで見ない間に、子供たちが不思議とたくましくなったような気がします。子供たちも進学・進級をそれとなく意識しているのでしょうか。
●コマ回し・福笑い・カルタ・凧揚げなどに子供たちはすごく夢中です。この時期ならでは遊びを通じて日本の四季を感じてもらうことができたら嬉しいです。
●昨年の雪が降った日には、雪だるまを作りました。また雪だるまが作りたいみたいで、子供たちは雪の日はまだか、まだかと楽しみにしているようです。

保護者へ伝えたいことの文例

『おたより』には保護者へ伝えたいことや注意をお願いしたいことも書きます。

生活リズム

●お正月休みが終わり、徐々に日常が戻って来た今日この頃。お正月休み中のリズムを引きずってしまい、生活リズムが崩れやすくなる時期でもあります。早寝早起き、朝食を食べる、湯船につかる、ウンチをしっかりするなどで健康的な生活を改めて見直していきましょう。本年も元気に成長できるような日々の生活リズム作りをご家庭でもよろしくお願いいたします。

冬の防寒について

●この時期は本当に寒い時期です。コートやジャンパーなどを子供たちに着せて登園する場合は、「脱ぎ着がしやすいもの」「薄手の動きやすいもの」「毛皮などがついていないもの」でお願いします。暖かい格好で、遊びまわるとすぐに汗ばんでしまい風邪をひいてしまいます。体温の調整がしやすい格好をお願いいたします。また、毎日のように園庭などで走り回るのでブーツなどは履いてこないようにご協力をお願いいたします。

姿勢に気をつけて

●寒い時期だからこそ、ポケットに手を突っ込んでしまったり、前かがみになってしまったりしてしまいがちです。姿勢が崩れると体に歪みが発生したり、体調にも影響が出たりします。ご家庭でも姿勢などには気をつけていただけると助かります。

子供たちの姿を伝える文例

子供の様子がわかる『おたより』は保護者にとって喜ばれます。

乳児期(0歳~2歳くらい)

●休み明けで、なかなかお母さん・お父さんと離れなくないという子もいます。そんな子供たちの寂しい気持ちに寄り添いながら楽しい保育生活を送れるように過ごしていきたいと思います。
●お正月飾りの「鏡もち」に興味津々のようで、特に橙(だいだい)に目を引くようで、よく指を指して教えてくれます。

幼児期(3歳~)

●子供たちは、「けん玉・コマ回し大会」にむけて冬休みにも練習を続けていたのでしょうか、みんなすごく上手になっていたので、スタッフみんなで驚いていました。
そして、新年が始まって、より練習に精がでています。今度の大会が楽しみですね。

●1月7日は七草の節句(人日の節句)でした。七草の種類を覚えてみんなで七草粥を食べました。お粥の中で七草をみんなで探しながら美味しく食べていました。

共通

●お正月休みで、生活リズムが崩れてしまった子もいるようです。もし、夜泣きが多くなったり、保育園にいきたがらなかったりする場合は、いつでも保育園スタッフにご相談くださいね。

食育の文例

食育についても『おたより』に盛り込みましよう。

おせち

●お正月といえば「おせち」ですね。お正月の間は神様を迎えるので、「料理の物音などでお正月を騒がしくしないため」といわれているようです。冷蔵庫もない時代に、日持ちさせる料理を思いつく昔の人はすごいですね!
●地方によっておせち料理の内容は変わりますが、代表的な料理とその意味を一部ご紹介します。「エビ」は丸まった姿から、《腰が曲がるくらいまで長生きするように》という願いが込められています。「数の子」はニシンの卵で一度にたくさんの卵を生むことから、《子沢山や子孫繁栄》を願います。昔の人は食材からこんなことを考えるなんて想像力豊かですね。

春の七草

●1月7日は七草の節句(人日の節句)です。日本では七草でお粥を作り、食べることで、無病息災を祈ったり、お正月で疲れた胃腸を休ませたりすると言われています。
●1月7日の給食は七草粥でした。春の七草は「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」です。七草は、野原や公園などに野草として生えているかもしれません。ぜひ子どもたちと一緒に探してみてくださいね。

根菜を食べよう

●身体が冷える冬には、根菜を食べましょう!根菜には身体を温める作用があるんです。人参・ごぼう・かぶ・さつまいも等の旬の野菜をシチューやスープなどにして食べると美味しく身体もポカポカになれますよ。

お箸の持ち方

●保育園では給食の時間にお箸の練習をしています。なかなか上手にお箸を使えないという場合はお箸の長さや形がフィットしていない可能性があります。他にも太さや重さなどもお箸を選ぶ時には確認してみてくださいね。

保健に関する文例

スキンケア

●寒い季節は、空気が乾燥して肌も乾燥してしまいます。子供の肌は大人に比べると皮脂の分泌が少なく敏感なので余計に肌荒れやあかぎれ、痒みが起こりやすいのです。肌に優しい素材の服を着たり、手洗いや入浴後はクリームやオイルなどでスキンケアをしたりしましょう。

風邪やウイルスなどの予防

●インフルエンザなどの感染症が流行る季節です。保育園でも感染要望対策を行っています。ご家庭でも手洗い・うがいの徹底をお願いします。また定期的な換気や、十分な睡眠時間の確保もお願いします。また、発熱や、いつもと様子が違う場合は無理せずお休みをさせてくださいね。
●インフルエンザなどの感染症に罹患した場合は、すぐに保育園にご連絡をお願いします。感染症に罹患した場合は出席停止になります。また次回登園時には診断書も必要になりますので保管をお願いいたします。無理せずに休養してくださいね。

入浴時に気をつけること

●お風呂に入るときは急に湯船に入らずに、まずはかけ湯をしましょう。ゆっくり足や腰、肩にお湯をかけ、徐々に入浴の準備をしましょう。その後に、湯船に入り身体を温めて、身体を洗いましょう。体を洗ったあとはもう一度湯船に浸かったあとに出ましょう。お風呂を出た後は、身体や髪の毛をしっかりと拭いて水分補給も忘れないようにしましょうね。

熱性けいれん

●高熱時に起こるけいれんを「熱性けいれん」といいます。遺伝や体質によって起こしやすい子がいます。
このけいれんは多くは1~2分、長くても10分以内に収まり、小学校入学までには症状が落ち着くとされています。熱性けいれんは命に関わることは少ないので落ち着いて見守りましょう。けいれんが続いたり、様子がおかしい場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

行事に関する文例

お正月の遊び

●昔から親しまれているお正月遊び。お正月遊びにもいろんな由来があるんです。
例えば「凧揚げ」の由来は、江戸時代には「立春の季に空に向くは養生の一つ」と言われており、凧を上げることで空を見上げることが《健康祈願》につながるということですね。他にも《子どもの成長を祈る》などの意味もあるようです。昔ながらの遊びは大切に残していきたいですね。
●コマ回し大会が近づいてきました。年末年始も家で練習していたようで、上達のスピードに驚いています。今年のコマ回し大会がとても楽しみです。

成人の日

●1月○日は「成人の日」です。みんなで20歳になったお兄さん・お姉さんをお祝いする日です。街を歩くと晴れ着を着た成人の姿を見かけます。〇〇組さんはあと○年で20歳になります。どんなお兄さん・お姉さんになっているのかとても楽しみですね。

鏡開き

地方によっても違いがありますが、鏡開きは毎年1月11日です。鏡開きとは、お正月に飾っていた鏡餅を食べることで鏡餅に宿っていた霊力を分けてもらい、1年の《無病息災》を願う行事です。元気に過ごせることを願いながら鏡開きを楽しみましょう。ですが、お餅の食べすぎには気をつけてくださいね!!

雑学ネタの文例

『おたより』にちょっとしたネタを入れるのもいいですね。

おせち料理はなぜ重箱?

●おせち料理は重箱に詰めるのが定番ですが、なぜ重箱なのでしょうか?
それは、縁起物でおせちを重ねて、「めでたいことが重なるように」という意味が込められているんです。

地域特有のお正月に食べるもの

●お正月の風習などは地域などによって違うものです。北海道では正月に「口取り菓子」という和菓子のようなものを食べる風習があるそうで、沖縄では一般的なおせち料理ではなく、「皮付きの三枚肉、天ぷら等」をおせちとして食べるようです。日本の国内でもお正月に食べるものが違うのは面白いですね。

新型コロナウイルスについての文例

●今までにない生活の形が徐々に日常に変わってきましたね。こんな状況の中での日々の子どもたちの成長を嬉しく感じます。引き続き新型コロナウイルス対策へのご協力をお願いいたします。
●引き続き新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症に警戒しなければなりません。本年も子どもたちの健康・安全を第一に取り組んで参りたいと思います。
●無事新年を迎え、この調子で世の中が日常に戻ってくることを祈りつつ、子どもたちにできることは全力で取り組んで行きたいと思います。

締めの文例

●本年もどうぞよろしくお願いいたします。
●新しい一年が、子どもたち、そして保護者の皆様にとっても笑顔であふれる1年になることを祈っています。
●体調管理など十分に配慮し、みんなで本年も過ごしていきたいと思います。

1月の『おたより』文例をご紹介しました。
子どもたちの年末年始の過ごし方を考えながら、1月ならではの遊びなどを盛り込むと書きやすいかもしれませんね。気持ちよく新年が迎えられるような『おたより』を作れるようにしましょう。

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