TOP > ブログ記事一覧 > 保育に関する記事一覧 > 子どもを「グッと惹きつける保育」◎明日からすぐ実践できるポイント11選!...

子どもを「グッと惹きつける保育」◎明日からすぐ実践できるポイント11選!

最終更新日:2021.02.16

大声を出さないと自分の指示が子どもたちに届かず、毎日声はガラガラ…。先輩と自分を比べて落ち込んでしまうことはありませんか?確かに経験を積み重ねていくことで保育に深みが増していきますが、少しコツをつかむだけであなたも子どもたちをぐっと惹きつける保育ができます。声を張り上げる保育はおしまいにして、惹きつける保育をはじめてみませんか。

大声や、命令口調では子どもたちに響かない

「上手くクラスをまわしていかなければ」と思いすぎるあまり、子どもに対してつい「○○しなさい」と命令口調を使うことが多くなりがちです。余裕のない新人の時こそ、大きな声で子どもたちに声をかけてしまい、子どもたちとの信頼関係に亀裂が生じたり、逆に、子どもたちが騒ぎ始めてクラスが荒れていく悪循環に陥りがちです。残念ながら、子どもたちに対して命令口調を使ってしまうと、子どもたちに言葉が響きにくくなるのです。これから紹介するポイントを意識して、言葉を選んでみてください。

子どもの興味を惹きつける

子どもたちにとっては大人の都合など関係なく、いつでも自分の感情に素直です。だからこそ彼らの心に響くような声掛けや働きかけが必要となります。
例えば自分の方に子どもたちを注目させたい時、まず、子どもたちを静かにさせることに意識がいきがちです。しかし、上から押さえつけてもうまくいきません。
そこで、子どもたちを静かにさせようとするのではなく、関心を惹きつけるように意識を変えてみます。子どもたちは自分の感情に素直なので、興味があることを見つけると、そちらにぐっと集中します。そうすると自然と静かになるのです。子どもたちの立場に立って考え、「ここでどのような言葉を使えば子どもたちの興味を惹けるかな?」と考えながら「惹きつける保育」を実践してみてください。子どもを惹きつけることは、「保育」をするにあたって、とても大切なことです。

興味を惹かせる環境作り

子どもはとても気が散りやすいものです。
ホワイトボードや黒板にゴチャっと掲示物が掲示されていたり、おもちゃが仕舞われていなかったりすると、子どもたちはそれを見つけて、そちらに興味が向いてしまします。
環境がしっかり整っていると、子どもたちは自然と落ち着いてくるものです。子どもたちの気を散らさないためにも、まずは、保育室の環境を整えることが大切です。

子どもの興味を惹かせるには

話をする時には、その導入部分で子供たちの興味を惹くか、そして、いかに雰囲気を作るかが大切です。
ここで、子どもが話を聞きたくなるように、興味を惹かせるためのコツを紹介します。

声の抑揚で惹きつける

基本的に子供の前で話す時は、大きな声で話す必要はありません。
子どもがうるさく騒いでいる時には、それ以上の大きい声を出そうとするのではなく、逆に小さな声で話しを始めると、「何を話してるんだろう」「何を話すんだろう」と興味を持ち、それを必死に聞こうとするので、どんどん静かになっていき、話に集中してくれますよ。静かになったら、普通の大きさの声で話しても効果的です。

・絵本をわざと小さな声で読んでみる

子どもたちに呼びかけてもザワザワしていて、なかなか絵本を読み始めることができないということもあるでしょう。そのような時は、あえて静かになるのを待たずに「先生ね、今日は小さな声で絵本を読むから、みんなよ~く聞いてね。」と小声で語りかけてから読み聞かせを始めてくださいこの時、子どもたちの好きな本や、ウケがよさそうな本を選ぶのがポイントです。それまで騒いでいた子も、読み聞かせが始まっていたことに気がつくと「ハッ!」とした表情になり慌てて口を閉じ、あっというまに絵本の世界に引き込まれていきます。

遊びで興味を持たせる

子どもが話を聞かない状態だったら、手遊びなどをしてから興味を持ってもらった後に、話し始めましょう。
手遊びや手品など、子どもたちが面白いと思うことや興味を持つ事であればなんでも良いです。まずは、子どもが「先生の前にきたら何か楽しいことをしてくれる」という感覚を持ってもらいましょう。子どもたちはやっぱり楽しいことが好きです。まずは先生の前に集まる習慣をつけることが大事です。

・トントン遊び

トントン遊びは、雰囲気作りにも有効です。トントン遊びでみんなが集まってきたら、最後は「トントンおくち」と口に手を持っていき、声を小さくして、みんなが静かになる雰囲気を作ってからお話に入るのも効果的です。言葉と動きを使うことで視覚的にもわかりやすくなります。

モノマネやごっこ遊びで雰囲気を作る

話をするときに、モノマネやごっこ遊びでお話を聞く雰囲気を作れます。

・飴を食べさせるモノマネをする

例えば、子供に飴をあげるふりをしてみます。「飴をどうぞ」と口に入れてあげるモノマネをすると、自然と口が閉じ、静かになります。

・「象さんのお耳」で聞く姿勢をつくる

「象さんの大きなお耳で小さい声も聞いてね」と声かけをすることで、遊んでいるようにお話を聞く姿勢を作れるので、とても有効です。

・魔法使いゴッコ

先生が魔法使いとなって、「心が優しい子にしか魔法が効きません」という前フリの元で「みんなが静かになーれ!」と魔法をかけてあげると、子ども達も楽しく静かになれますし、お話を聞く雰囲気も作れます。

視覚的に興味を惹きつける

子どもたちには、声かけだけでなく視覚的に興味を惹きつけるのも効果的な方法です。
例えば、話したいことや伝えたいことを絵に描いて用意しておくと、子どもたちはとても注目してくれますし、子どもたちにとってもわかりやすく、保育もスムーズに進行できます。

見通しや目標を伝えワクワクさせる

お話をする上で、ただ単に何かのやり方を伝えるよりも、それをした結果がどうなるかを伝えることを意識して話してみましょう。
「~するよ」だけじゃなく「~したら、○○になるから~しよう!」と、結果や目的が見えることで、子どもたちは興味を持ちます。楽しいことが目の前にあると、子どもたちはどんどん惹きつけられ、行動の切り替えも早くなります。

子どもたちから答えを引き出す

子どもが間違っていることをしていると、ついつい「○○しなさい」と言ってしまいます。しかし、それだけで子どもたちが素直に保育者の言うことを聞く確率はかなり低いでしょう。大人の考えを押しつけるのではなく、子どもたちから答えを引き出すことを意識してみてください。「こんなときどうすればいいかな?」「○○してもいいと思う?」そんな風に尋ねると、問題に興味を持ち、子どもたちはきちんと自分の考えを伝えてくれます。一方的に与えられたものではなく、子どもたち自身の口から出た言葉にこそ子どもたちは納得し、問題がスムーズに解決することがあります。

子ども一人ひとりに関わる、声かけする

子どもは「自分に注目されたい」という気持ちを持っています、例えば、遊びをしながら、子ども一人一人の名前を呼んであげる事で、「いつ自分が呼ばれるか」とワクワクしながら楽しんでくれますし、先生に注目してくれます。みんなが注目してくれた段階でお話に入ることができる、効果的な方法です。

新しいことで興味を惹かせる

子どもはとにかく「新しいモノやコト」が大好きです。子どもは新しいものに出会ったら、とても興味を持ち、注目します。むしろ、いつも新しい物を探していると言っても過言ではありません。新しい物を取り入れることで、興味を惹いて、より良い保育につなげることができます。
何より、新しいものは子どもたちの成長、保育士の成長にもつながります。子どもたちのためだけだけでなく保育士自身のためにも新しいモノを取り入れられるように、常に情報収集を心掛けたいです。

話し方を工夫する

子供たちにしっかりと話を聞いてほしい時は、「短く」「わかりやすく」伝えましょう。子どもたちは、長い話を聞く集中力はありません。ですので、ダラダラと長く話さないようにして、お話し中には「間」も有効的に活用し、子どもたちに考えさせる場面を作るなど、お話に惹きつけるようにすると良いです。

子供たちが理解できるような言葉を使う

基本的なことですが、子どもたちがしっかりと理解できるような言葉を使うことを忘れないようにしましょう。ただ、5歳児に3歳児に使うような言葉で接してしまうと、やる気や興味が削がれてしまうこともあります。理解できる言葉でも、年齢にあった言葉遣いやスピード、声のトーンなどを考えなければ、子どもたちの心には響きません。

手遊びひとつでも、まずは保育士が思いきり楽しむ

子どもたちは保育者の鏡と言えます。保育者が不安な気持ちでいれば、子どもたちもどこか落ち着きのない様子になりますし、保育者が心から楽しんでいれば、子どもたちも心からの笑顔で楽しみます。手遊びひとつにしてもそうです。導入としてよく使われる手遊びですが、子どもたちを静かにさせるために使うときよりも、保育者が「楽しい!」「この楽しさを子どもたちに伝えたい」と思っているときとでは、明らかに子どもたちの反応が異なります。まずは保育士自身が思い切り楽しんでみてください。

落ち着かない子どもの心理は?

落ち着かない子どもがどんな心理状態なのか考えてみましょう。
子どもはとにかく目の前のことしか考えられません。楽しそうだと思ったら、そちらに没頭してしまいます。そんな時に、急に「お話を聞いて」や「おしまい」と言われたら、「まだ全然遊んでいないのに」という感覚になってしまい、集中できなかったり、落ち着かなかったりするでしょう。
そんな時には、声の掛け方を工夫することで、子どもたちの受け取り方は変わります。
子どもたちの心理状態を考えて、保育士が子供に合わせて考えられるように、一人ひとりの様子をしっかりと観察することが大切です。

もっと子供のペースで保育をしたいなら

時間できっちりと区切って保育を行っている園は多くあります。
その中で、どうにか興味を惹かせ、半ば強引に話しをしたり活動をしたりなどすると、「もっと子どもの自由にさせたい」と思う保育士もいるかもしれません。
もし、そんな考えがよぎる場合は、保育園の保育方針や考え方が、あなたにマッチしていない可能性もあります。もし考えが合わないと思った場合には、職場を変えることも検討してみてはいかがでしょうか?

自分の感情に何よりも素直な子どもたち。だからこそ、上から抑える保育よりも、惹きつける保育の方が効果的です。ぜひ明日から試してみてください。子どもたちを惹きつけるコツがつかめると、毎日の保育がもっともっと楽しくなるはずです!

保育に関する記事一覧

このページのTOPへ