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そのまま使える♪保育園|3月の『おたより』★書き出し、挨拶、文例まとめ★

最終更新日:2021.03.01

3月は『進級』そして『卒園』のシーズンですね。
この記事では、3月に発行する「保育おたより」の使える文例をご紹介♪
1年間の振り返りや、進級・卒園の内容を盛り込んだ『おたより』を書くのが定番です!

3月のおたよりはどんなコトを書くの?

3月は年度末です。1年間の色々なことに区切りがつくのが3月です。
『進級』『卒園』と、子供の成長を特に感じる時期なので、園でたくましく成長した子どもたちの姿を、『おたより』を通じて保護者の方に伝えましょう。また、『ひな祭り』などの3月特有の行事も内容に盛り込むことで春を感じられるような『おたより』にしましょう。

3月のおたより作成のポイント

行事について

3月は、お花見や、ももの節句(ひなまつり)のイベントを行うこともありますし、大きなイベントでもある大切な卒園式・修了式もあります。ひな祭りなどのイベントの様子や卒園式・修了式の行事に触れた『おたより』にすると、3月の様子がよく分かる『おたより』になります。

季節を感じる

2月の厳しい寒さを抜けて、3月は春の訪れを感じますよね。暖かくなったことや、桜のことなどを盛り込むと、より季節感を想像しやすくなるかもしれません。

子どもたちの様子

子どもたちの様子を振り返り、1年間の子どもたちの成長について伝えましょう。例えば、卒園する年長さんの場合は、入園した時に比べるとどんなに成長したのか、どんなことができるようになったのか、たくましくなったのか等、また、卒園に対して子どもたちが、どんな気持ちなのかをなども盛り込むのも良いかもしれません。

1年のまとめの挨拶

保護者へ向けた1年間の振り返りの挨拶も丁寧に書き入れましょう。
保育園への協力や理解頂いたことで、スムーズに運営ができたことなど、保護者への感謝を表すと保育園も保護者も気持ちよく1年を締めくくることができます。

『おたより』を書く際は、これらをポイントとして押さえておきましょう。
では具体的な文例をご紹介します。

3月おたよりの季節感のある書き出しの文例

短めの書き出し

●3月になって、やっと暖かくなってきました。そして、〇〇組最後の1ヶ月もスタートしました。
●あっという間に1年が過ぎ年度末となりました。〇〇組のみんなは心も身体もたくましく成長しました。
●「ホーホケキョ」とウグイスが鳴く季節になりました。春の訪れを実感します。
●朝夕は冷え込みますが、お昼のポカポカ陽気。日中、子どもたちは元気に遊び回っています。
●園庭の緑の中にパステルカラーの黄色やピンクのお花が色づいてきました。きれいな春が訪れたようです。
●〇〇組で過ごすのも、『残り1ヶ月』となりました。1日1日を大切に子どもたちと過ごしたいと思います。
●1年間を振り返ると、一人ひとりが自分のペースでたくましく成長したんだなと、感慨深くなります。
●子どもたちとお散歩に行くと「タンポポないかなぁ」と自然と春を探しています。
●子どもたちの口から「小学校」「ランドセル」という言葉がよく聞こえてきます。卒園が近づいてきました。
●春になり、園庭での遊びや、お散歩などのお外での活動をいつも以上に楽しんでいるようです。

長めの書き出し

●子どもたちは「あかりをつけましょぼんぼりに…♪」とひな祭りの歌を元気に歌っています。園内には個性豊かな雛人形が飾られています。ひな祭りが終わったら、いよいよ卒園・進級です。
●厳しい寒さもやっと終わりが近づいてきたようです。まだまだ朝夕は冷え込みますが、お昼はポカポカ陽気で子どもたちは元気にお外で遊んでいます。春になるのが待ち遠したかったようですね。
●1年前を振り返ると、泣きじゃくっていたり、なかなか落ち着けなかったりしていた子たちも、自分のペースでたくましく成長してくれています。花々も咲き始めて子どもたちの成長を喜んでいるようです。
●春が訪れ、ポカポカ陽気となってきました。子どもたちはよりお外で元気に走り回っています。虫や植物も元気に伸び伸びとしているようです。この1年を振り返ると、いろいろなことが思い出されます。
●木々や花々が芽吹き始め、春の訪れを感じます。春は「旅立ち」の季節。もうすぐ卒園する年長さんたちと一緒にお別れ会をします。どんなことをやったのかなどをご家庭で聞いてみてくださいね。
●いよいよこのクラスで過ごす時間も残り1ヶ月となりました。初めてのお友達や、進級したてでドキドキしていた子たちも、今では、みんなで元気に仲良く活動しています。子供の成長を嬉しく感じています。
●もうすぐ「卒園」です。初めての門出を経験する子供も多いのではないでしょうか?子どもたちは、進学に向けた希望と不安を感じているようです。残り1ヶ月子どもたちの気持ちに寄り添いながら過ごしていきたいと思います。
●1年を振り返ると、「あんな事があったな」「こんな事があったな」と子どもたちとの思い出が昨日のことのように思い出されます。保護者の皆さまのご協力があってこそ、この1年間を無事に過ごすことができました。改めてありがとうございました。
●暦の上では3月です。待ち望んだ春がそこに来ていますね。ただ、昼夜の寒暖差も大きく、昼は暖かくても、朝夕はまだまだ寒く、体調を崩しやすい季節です。体調管理にはお気をつけくださいね。
●園内に差し込む暖かな日差しが、園生活でたくましく成長した子たちの笑顔を暖かく包んでいるようです。卒園まで残りわずか、子ども達との時間を大切に過ごしていきたいと思います。

保護者へ伝えたいことの文例

『おたより』には保護者へ伝えたいことや注意をお願いしたいことも書きます。

荷物のお持ち帰りをお願いいたします。

●進級にあたって、保育室の移動があります。保育室移動にあたり荷物のお持ち帰りをお願いしております。「お着替えセット、上靴・お布団・歯ブラシセットなど」を一度お持ち帰り頂ますようお願いいたします。詳細は別途書面でお知らせいたします。何卒ご確認のほどお願いいたします。

お時間の変更はお早めにお知らせください。

●新年度よりお迎えの時間が変更や、延長保育・土曜保育を新たに利用する場合、お迎えに来る方に変更がある場合などは、出来るだけ早めにご相談いただけますようお願いいたします。次年度も引き続き充実した保育を目指してまいります。

保護者への方への1年間の感謝

●1年間クラスの担任として努めてまいりました。無事このように1年間を過ごせたのも保護者の皆様のご理解とご協力があったからこそです。誠にありがとうございました。残り僅かな日数ですが、子どもたちと一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

子供たちの姿を伝える文例

子供の様子がわかる『おたより』は保護者にとって喜ばれます。

乳児期(0歳~2歳くらい)

●春が訪れ、ポカポカな暖かさに虫たちも陽気になったようで、土の中から出てきた虫を子どもたちは不思議そうに覗き込んでいました。子どもたちはいつにもましてお散歩が楽しいようです。
●まるで『ひよこ』のように「よちよち」と歩いていた子が、今では「タタタタタ」と軽快に走り回るまで成長しました。

幼児期(3歳~)

●ごっこ遊びしている子どもたちを見ると、「1年前より言葉の数が増えたな」「こんな言葉喋れるようになったんだ」と1年の成長をしみじみと感じました。今では、保育者が関わらずとも友達とのコミュニケーションもとても上手ですよ
●教室では「ランドセルはどんなの?」「◯色だよ」とランドセルの話題で「もちきり」です。子どもたちは、小学生になることにとてもワクワクとしているようです。

共通

●来月にはクラスが変わります。この雰囲気に子どもたちはどことなくソワソワしている様子です。

食育の文例

食育についても伝えていきましょう。

ちらし寿司

●3月3日は「ひな祭り(ももの節句)」です。ひな祭りにはちらし寿司を食べる習慣があります。ちらし寿司を食べる習慣の由来は明確にわかっていないと言われています。一節では平安時代に保存食として食べられていた「なれ寿司」がちょうど「ひな祭り」の時期に食べ頃だったため、これに華やかな具材を足して食べられたと言われています。
●「ちらし寿司」ではたくさんの具材を使用します。例えば、エビは「背中が丸くなるまで長生きするように」、たけのこは「すくすく元気に育つように」、れんこんは「先まで見通しが効くように」など、食材に込められた意味を知るとより美味しく食べられますね。

菱餅

●ひな祭りでは、ひし形にしたお餅「菱餅」を飾り、食べる習慣があります。なぜ『ひし形』なのかというと、植物の「ひし」の形をかたどったと言われています。「ひし」は繁殖力が強いため、ひし形にすることで《子孫繁栄・長寿祈願》を願ったと言われています。「赤」「白」「緑」の色にも様々なことが表現されているんです。ひな祭りの際に、ご家庭で調べてみるのも面白いかもしれませんね。お餅を食べる際は喉につまらないように注意しながら食べてくださいね。

ひなあられ

ひな祭りで「ひなあられ」を食べるのを楽しみにしている子どもも多いのではないでしょうか。『ひなあられ』のルーツは、部屋に飾った、雛人形を野外に連れ出し、春の景色を見せてあげる「雛の国見せ」という江戸時代の風習から、その際に菱餅をお外でも食べられるように砕いて持っていったのが「ひなあられ」の始まりと言われています。

保健に関する文例

3月3日は「耳の日」

●3月3日は、「3(み)」が続くことから「耳の日」です。耳は音を聴くだけでなく、実は、身体の平衡感覚を保つための大切な器官でもあります。身体が傾いたときに耳の中のリンパ液が動いて脳に情報がいき、手足を使って自然とバランスを取っているのです。耳は小さな器官ですが音を聞き取る以外にも大切な働きをしているんですね。
●普段の「耳掃除」はどのように行っていますか?耳の穴は皮膚が薄く、無理矢理に掃除をするとすぐに傷がつきやすく、外耳炎になる可能性があります。耳には耳垢を自然に外へ出そうとする働きがあるので、自然に耳の入口に出てきます。傷つけないように、掃除のし過ぎは気をつけ、やさしく掃除をしましょうね。

睡眠は大事

●「寝る子は育つ」とはよく言ったもので、子供の成長にとって睡眠はとても大切です。21時~23時に成長ホルモンが最も多く分泌されていると言われています。夜ふかしは成長に影響が出るため、規則正しく、健康的な生活を送れるように生活リズムを日々整えましょう。

春は季節の変わり目

●3月は季節の変わり目です。昼夜の寒暖差もあるので、着脱しやすい衣服で過ごすようにしましょう。また、汗をかいたら、出来るだけ着替えるようにしましょうね。年度末はバタバタとしますので、健康管理は十分に注意しましょう。

「うがい」は難しい

●上を向いて「ガラガラ」と喉をすすぐ「うがい」は4歳ころからできるようになります。口周辺の筋肉を動かしたり、息を止めたりと複雑な動作が必要なので、意外にも子供にとっては難しいことなのです。まずは大人がお手本を見せて、子供に真似をさせてみましょう。最初は水を飲み込んじゃってもOKです。徐々にうがいができるように親子で頑張っていきましょう。

行事に関する文例

ひなまつり

●3月3日は女の子の健やかな健康と成長を願う「ひな祭り」です。ももの花が咲く頃に行われるので、「ももの節句」とも言われます。ひな祭りの原型は、土や紙で作った人形に穢れ(けがれ)を移りし川に流して邪気払いをする「流し雛」と言われています。時代とともに、人形作りの技術が発展し、立派な人形が作られるようになり、川に流すのではなく飾る習慣になったと言われています。園内には子どもたちが作った個性的なお雛様が飾ってありますよ。
●ひなまつりは、女の子が病気をせずに元気に過ごせるようにお雛様をかざったり、ちらし寿司を食べたりして健康を願う日です。実は地方によっては雛人形の飾り方には違いがあるんです。知っていましたか?

卒園

●3月○日は卒園式です。小学校入学に期待を膨らませ卒園式を迎えます。子どもたちにとって初めての旅たちの舞台です。子どもたちとの思い出を振り返りながら、たくましく成長した子どもたちを、温かく送り出して行きたいと思います。
●3月○日は卒園式です。〇〇組は在園児を代表して式に参加し、お祝いの歌と言葉を贈ります。一緒に遊んでくれたお兄さんお姉さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

春分の日

毎年、3月20日前後は「春分の日」で祝日です。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としています。自然に感謝しながら、春を探してみませんか?

雑学ネタの文例

『おたより』にちょっとしたネタを入れるのもいいですね。

ありがとうの日

3月9日は、3(サン)9(キュー)=サンキューという語呂合わせにちなんで「ありがとうの日」とされています。家族、友達、近所の人など周りへの感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいものですね。

はなむけの言葉

門出を祝い、旅立っていく人に送る言葉を一般に「はなむけの言葉」と言います。「はなむけ」が意味しているのは「花向け」ではなく、当初は「馬の『鼻向け』」だったそうです。「馬の鼻向け」という言葉が次第に略されて「はなむけ」という言葉になりました。ちなみに漢字では「はなむけ」は『餞』『贐』と書きます。

新型コロナウイルスについての文例

●毎日のように新型コロナウイルスについてのニュースが流れてきます。日々の情報に踊らされることなく引き続き、子どもたちの健康管理に取り組んで参りますので、引き続きご協力をお願いいたします。
●非日常が日常に変わりつつある今、子どもたちに対してできることはなにか、日々考えながら保育に努めてまいりたいと思います。

締めの文例

●天候が変わりやすい季節です。体調管理には注意しておきましょう。
●旅立ちのシーズンです。新しい環境で心機一転。楽しく過ごしていけますように祈っています。
●暖かい季節ではありますが、どうぞお体にはお気をつけくださいね。

3月の『おたより』文例をご紹介しました。
3月は進級・卒園のシーズンです。子どもたちの新生活への不安や期待に寄り添った『おたより』を書くと書きやすいかもしれません。また、3月は年度末ですので。保護者の方への感謝の気持も忘れずに伝えましょう。

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