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そのまま使える♪保育園|6月の『おたより』★書き出し、挨拶、例文まとめ★

最終更新日:2024.05.13

6月は、多くの地域で梅雨入りの時期、梅雨が開けたら本格的な夏ですね。
この記事では6月に発行する「保育おたより」の使える文例をご紹介♪
梅雨ならではのこと、父の日などを盛り込みながら『おたより』を書くのが定番です。

6月のおたよりはどんなコトを書くの?

6月は『梅雨』の時期です。
春から夏に移りゆく季節の変わり目であること、雨が多い時期だからこそ気をつけたいことや、父の日などのイベントについて盛り込んだ『おたより』にしましょう。
また、上半期が終わることなども触れると時間の流れを感じられる『おたより』になります。

6月の『おたより』作成のポイント

梅雨について

6月は春と夏の変わり目である『梅雨』の時期です。
5月までのふんわりとした温かさから、ガラッと「ジメジメ」とした雨ばかりに変わります。そんな梅雨ならではの出来事を盛り込むと季節感のある『おたより』になりますよ。

食中毒や熱中症に気をつける

6月になると気温と湿度が上昇していきます。
まだ暑い季節に体が慣れず、油断していると『熱中症』になる可能性も高まります。
水分補給を十分に行うことを伝える『健康管理』についてや、気温と湿度の上昇に伴って食中毒の原因となるウイルスも増えやすくなるので、『衛生管理』についても注意喚起ができる『おたより』が望ましいです。

雨具の取り扱いについて

雨の多い時期なので、雨具を使う機会が増えます。
傘を持ち歩く際は振り回して遊んだりしないようになど、安全に傘を使うための注意点をお知らせしましょう。
また、雨具はどれが自分のものか分からなくなることも多いので、記名のお願いや、どこに保管するかなどもお知らせしましょう。

『おたより』を書く際は、これらをポイントとして押さえておきましょう。
では具体的な文例をご紹介します。

6月『おたより』の季節感のある書き出しの文例

短めの書き出し

●園庭には、色鮮やかなあじさいが色づき始めました。
●カタツムリがまるで梅雨を連れてきたようです。今年も梅雨入りとなりました。
●雨が多い季節となり、子どもたちは外で遊びたいようでウズウズしています。
●お外で遊びたい子どもたちは、てるてる坊主をたくさん作っています。梅雨に入りましたね。
●雲の間から時折顔を見せる日差しが、初夏の訪れを感じさせてくれます。
●天気はどんよりしていますが、園内は元気で明るい声で溢れています。
●子どもたちは新しいクラスにも慣れたようで、朝は元気な「おはよう」の声が園内に響いています。
●お外ではカエルが「ピョン」と跳ねて、園内では元気なカエルの合唱が聞こえます。
●梅雨入りも目前ですね。今のうちに屋外活動を楽しみたいと思っています。
●うっとうしい雨ですが、子どもたちはお構いなし。屋外での屋内でも額に汗を輝かせながら遊んでいます。

長めの書き出し

●なかなか晴れない毎日に、子どもたちは「明日天気なーれ!」とおまじないをかけています。そんな中でも子どもたちはしっかりと室内で汗をかいて楽しんでいますよ。はやく梅雨が明けるといいですね。
●雨上がり、大きな葉っぱの上にカタツムリやカエルを見つけると、子どもたちは大興奮で教えてくれます。この時期ならではの『自然』を目や肌で感じて学んでいるようです。
●1年の流れは早いもので、あっという間に春が過ぎ、『梅雨』の季節となりました。色とりどりのあじさいが園庭に咲き誇っています。子どもたちの笑顔も負けずに咲いていますよ。
●新年度が始まって、もう2ヶ月が経ちました。2ヶ月前は緊張していた子どもたちもすっかり新しい環境に慣れたようで、子どもたちの適応能力には驚くばかりです。
●子どもたちは葉っぱの上にのった雨のしずくを「キラキラきれい」「宝石みたい」と目を丸くしてじっと観察しています。大人はうっとうしく感じる梅雨ですが、子供は梅雨も楽しんでいます。
●梅雨に入り、色とりどりの傘の花が咲いています。子どもたちはお気に入りの傘やレインコート、長靴を紹介してくれます。梅雨を楽しむ子どもたちの姿にスタッフも元気をもらっています。
●雨上がりの園庭を元気に駆け回る子どもたち。水たまりには青空が映っています。雨が降っている間、気持ちはジトジトとしてしまいますが、雨が上がると、心も天気もスカッとする季節です。
●毎日の雨ですが、雨の中に咲くキレイな紫陽花が心のジメジメを吹き飛ばしてくれます。お部屋で過ごす時間が増えた子どもたちは、カエルや紫陽花のお絵かきを楽しんでいます。
●先日はみんなで「てるてる坊主」を作りました。クラスの窓には色んな顔のてるてる坊主が並んでいます。「明日天気になあれ」と、雨があがるのをみんなでお願いしました。
●先日梅雨入りしましたが、子どもたちのてるてる坊主のおかげでしょうか、晴れの日も多く助かっています。体調管理に気をつけながら今月も、子どもたちと楽しんで過ごしていきます。

保護者へ伝えたいことの文例

『おたより』には保護者へ伝えたいことや注意をお願いしたいことも書きます。

衣替えのお願い

●6月1日は『衣替えの日』です。これからの本格的な夏に向けて半袖や風通しの良い衣服を着て登園するようにお願いします。保育園では、汗をかいたらこまめに着替えをおこないますので、冬場よりも多めの着替えのご用意をお願いします。また、衣類への記名のご協力もお願いいたします。日差しに負けず子どもたちと元気に過ごしていきたいと思います。

雨具置き場について

●6月は雨が多い梅雨の時期です。多くの子ども達が傘やレインコートを着用して登園します。それぞれの雨具について置き場を設けています。子どもたちが自分で雨具を片付けができるように、お家でもお声がけをよろしくおねがいします。また、持ち主不明の雨具も増えてきますので、併せて記名もお願いいたします。

傘の取り扱い

●この時期には傘は必需品ですが、振り回したり、遊んだりすると怪我や事故につながることがあります。「振り回さない」「あそばない」「使わないときは先端を下に向ける」など安全に使用することをご家庭でもお話しいただくようにご協力をお願いいたします。

子供たちの姿を伝える文例

子供の様子がわかる『おたより』は保護者にとって喜ばれます。

乳児期(0歳~2歳くらい)

●子どもたちは、振り続ける雨が不思議なようで、窓に顔を近づけじっと見続けています。窓に飾られた『てるてる坊主』に手を伸ばして「これはなんだろう?」という表情をしていました。
●雨の音を聞いて「ポツポツ」や「ジャージャー」など自分なりに聞こえた音で教えてく
れました。

幼児期(3歳~)

●雨上がりの空には虹がかかっており、園庭にみんなで見に行きました。目を輝かせながら「きれいだなー」と嬉しそうにしていました。今度の制作では虹を作ってみようと思います。
●雨が降る中、最近の室内では『カタツムリごっこ』が流行っています。ダンボールや新聞紙などで作った殻を一人ひとりが背負い、カタツムリになりきってノロノロと室内を歩いています。

共通

●新しく雨カッパを買ってもらった子は、「あめあめ♪ふれふれ♪」と歌って、雨が降るのが待ち遠しいようです。
●カエルやカタツムリを見つけると、追いかけずにはいられないようです。追いかけて走っていく姿がとてもかわいらしいですよ。

食育の文例

毎年6月は『食育月間』です。食育についても伝えていきましょう。

しっかり噛むこと

●お食事するときは、しっかり噛んで食べるようにしましょう。よく噛むことで脳の満腹中枢が刺激され「おなかがいっぱい」と感じるようになり、食べ過ぎを防ぎます。
また、顎の筋肉を動かすので、顎周りの血管や神経が刺激され血流が良くなり脳の働きが活発になりますよ。
●よく噛むことで唾液がたくさん出てきます。唾液には、口の中の食べカスを落としてくれたり、虫歯から守ってくれたりする役割があります。また、唾液と食べ物が混ざることで、舌にある味を感じる細胞に広く味を届けることができるので、より味わって食べることができますよ。

食育月間

●毎年6月は「食育月間」です。園では野菜の栽培や観察を通して、みんなで美味しく食べる、そして食べ物の命に感謝する取り組みを行っています。この機会にご家庭でのお食事の時間などに、食を大切にする気持ちを意識してみてくださいね。
(食育月間 農林水産省:https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/gekkan/

食中毒に気をつけましょう

●6月は気温・湿度が高く、食中毒が増える時期になってきます。食中毒予防にまず大切なのは『手洗い・うがい』です。親子で丁寧に手を洗うこと、うがいなどを振り返ってみてください。食中毒だけでなく他の病気などの予防にもなりますので一石二鳥です。

食欲が落ちやすくなるので注意を!

●梅雨の時期はジメジメ・ムシムシとするので食欲が落ちる時期です。食は心身を健康に保つためには不可欠です。さっぱりとした料理や、カレーなどの香り豊かな料理でこの時期を乗り越えましょう。

保健に関する文例

衣服について

●子どもたちは新陳代謝がさかんで、活発に動き回るので汗をよくかきます。加えてこの時期は、蒸し暑いのでより汗をかきやすくなります。吸湿性や通気性の良い材質のものを着用や、こまめに下着を取り替えるなどをして肌を清潔に保ちましょう。

爪を切りましょう

●6月からは、どんどん薄着や半袖になります。子供同士で遊んでいる際に爪でお友達の肌を傷つけることがあるの、爪を短く切りましょう。また爪が長いと爪の間に砂がつまることや、タオルや布団が爪に引っかかってはがれてしまうこともあります。お友達に痛い思いをさせないために、自分に痛い思いをさせないために爪は短く切りましょう。

歯科検診のお知らせ

●6月◯日に歯科健診を行います。当日の朝は必ず歯を磨いてきてくださいね。また現在、治療中の歯がある場合は、事前に連絡帳でお知らせください。また検診後は歯科医師による歯磨き指導などの時間も設けていますのでぜひご参加くださいね。

『歯と口の健康週間』

●6月4日~10日は『歯と口の健康週間』です。歯を磨くことや、甘いものを食べすぎないなど毎日の食生活にも気をつけましょう。親子揃って丈夫で健康な歯を育て、維持しましょうね。
(歯と口の健康週間 日本歯科医師会:https://www.jda.or.jp/enlightenment/poster/

熱中症にご注意を!

●熱中症は、晴れている暑い日だけでなく、曇りや雨の日でも注意が必要です。熱中症を引き起こしやすい条件として、気温が高い、湿度が高いなどがあります。梅雨の時期は気温も高く、湿度も高いので注意が必要です。十分な水分補給や、熱を外へ逃しやすい格好をするようにしましょうね。

行事に関する文例

父の日

●6月の第3日曜日は『父の日』です。家族のためにいつも頑張っているお父さんに、感謝の気持ちを込めてプレゼントを送る計画を進めています。愛情をこめてプレゼントづくりをがんばります。ぜひお楽しみに。

時の記念日

●6月10日は「時の記念日」として制定されています。日本で初めて時計が鐘を鳴らし、時を知らせたのが6月10日と言われているためです。子どもたちは『とけいのうた』をうたいながら一人ひとりオリジナルの時計を作りました。時計には長針・短針があること等も併せて教えました。家にはどんな時計があるかご家庭でいろいろとお話してみてくださいね。

夏至

●日の出から日の入りまでの時間が最も長いのが『夏至』です。夏至は毎年6月21日か22日頃です。夏至を境にお昼の時間が短くなり、季節が夏へ本格的に移行します。子どもたちも夏が待ち遠しいようですね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので気をつけてくださいね。
●夏至の日は、地方によって様々な風習があります。たとえば関西地方では『タコ』を食べる風習があり、関東では『小麦餅』を食べる風習があります。ちなみに冬至には全国的に『ゆず湯』に入る風習がありますが、夏至にはお風呂になにか入れるという風習は特にないようですよ。

雑学ネタの文例

『おたより』にちょっとしたネタを入れるのもいいですね。

6月4日は『むし◯◯の日』

●6月4日は、いろんな記念日なんです。6(む)、4(し)なので『虫歯予防デー』『虫の日』『蒸しパンの日』など様々な記念日として制定されています。せっかくなので『むし』が付く新しい記念日を親子で制定してみてはいかがでしょうか?

6月は「水の月」

●6月は旧暦で「水無月」です。梅雨の時期なので、「空に水が無くなる」からと「水が無い月」と考えがちですが、実は「水無月」の「無(な)」という漢字は、助詞の「の」なので「水の月」なんです。諸説ありますが、田んぼに水を引く時期だから「水の月=水無月」となったと言われているんです!

新型コロナウイルスについての文例

●新生活も3ヶ月目ですが、世間は変わらず新型コロナウイルスのニュースが続いています。引き続き、しっかりと感染対策をおこないながらも、子供たちの成長を見守っていきたいと思います。
●新型コロナウイルスの影響が続く中、これから本格的な夏へ変わっていきます。コロナウイルス、また熱中症などにも十分に気をつけて参ります。
●日を追って、どんどんと気温と湿度が上がっていますね。コロナウイルスは変わらず猛威を振るっていますが、子供たちの健康管理に十分に気をつけていきたいと思います。引き続き感染対策にご協力をお願いいたします。

締めの文例

●本格的な夏まで残りわずかです。楽しい夏を迎える準備をしましょう。
●梅雨空が続きますが、この季節にしか味わえない風景などを楽しんで過ごしましょう。
●季節の変わり目です。体調にはご注意くださいね。

6月の『おたより』文例をご紹介しました。
梅雨や、季節の変わり目を意識すると『おたより』をかきやすいかもしれませんね。
また、気温や湿度の変化で体調も崩しやすい時期ですので、体調管理についても触れるようにしましょう。

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