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そのまま使える♪保育園|7月の『おたより』|書き出し、挨拶、例文まとめ★

最終更新日:2024.07.21

7月からは本格的な夏の始まりです。
この記事では、7月に発行する「保育おたより」の使える文例をご紹介♪
夏の暑さや、7月ならではのイベントも盛り込みながら『おたより』を書くのが定番です。

7月の『おたより』はどんなコトを書くの?

本格的な夏が始まる7月は、水遊び七夕などの7月ならではのイベントがたくさんあります。また、暑い時期だからこそ気をつけたい『夏の体調管理』などの注意点も『おたより』で伝えられるといいですね。

7月の『おたより』作成のポイント

季節を感じる内容

地方によって差はありますが、7月は梅雨が明け、本格的な夏が始まる時期です。
梅雨の『ジメジメ』とした空気から『夏独特の空気』へ変わることや、七夕プール開きなどの季節を感じる内容を『おたより』に盛り込みましょう。

体調の管理

7月は暑さが本格化します。大量に汗をかき、体力を消耗しやすくなりますし、屋内と屋外との温度差や、冷房の効きすぎなどによって体調を崩しやすくなります。《こまめな水分補給》《体を冷やしすぎないこと》など、夏ならではの体調管理について『おたより』を通じて伝えられるといいですね。

『夏まつり』や『お泊り保育』について

7月に『夏祭り』『お泊り保育』を実施する保育園も多くあります。
『おたより』を通じて概要や注意事項、実施後であれば実施後レポートなどを盛り込みましょう。特に『お泊り保育』は、子供が自宅を離れるので保護者の方も不安になることがあるので、安心感を持って預けてもらえるような『おたより』になるように心がけましょう。

『おたより』を書く際は、これらをポイントとして押さえておきましょう。

7月『おたより』の季節感のある書き出しの文例

短めの書き出し

●園庭には、さんさんとした陽が差し込み、子どもたちは元気に遊び回っています。
●いよいよ夏本番ですね。子どもたちは暑さを感じさせないくらい元気にお外で遊んでいます。
●かわいいお願いが書かれた短冊が風に揺れています。7月7日は七夕です。
●屋外ではセミの大合唱、屋内では子どもたちの大合唱が聞こえています。
●7月に入っても雨が続きますが、梅雨明けはもうすぐそこです。
●夏の暑さの中、元気に遊ぶ子どもたちの額には汗がキラリと輝いています。
●いつの間にか園庭にはアサガオが咲いています。季節の移り変わりを感じますね。
●晴れた日が多くなってきました。やっと夏がきたようです。
●水遊びがはじまりました。子どもたちは、冷たい水が心地良いようです。
●雨上がりに、園庭に飛び出す子どもたち。太陽も子どもたちの笑顔もさんさんと輝いています。

長めの書き出し

●梅雨が明け、晴れた夏の日が続くようになりましたね。子どもたちは砂場で裸足になって遊んでいます。水を出して泥団子を作ったりトンネルを作ったり、全身で砂と水の感触を楽しんでいるようです。
●ようやく晴れた日が続くようになり、夏の訪れを感じますね。保育園には笹飾りが飾られており、短冊には「ヒーローになれますように」「ピーマンが食べられるようになりますように」などかわいい願い事が書かれています。
●梅雨はまだ続くようですが、時折顔を見せるお日様が夏の訪れを感じさせます。夏に備えて十分な栄養・睡眠を確保して健康第一に、ワクワク楽しい夏を迎える準備しましょう。
●7月7日は七夕です。「笹の葉さらさら~♪」と子どもたちは楽しそうに歌っています。先日、子どもたちに織姫と彦星の話を絵本で読み聞かせしましたので、ぜひご家庭で夜空を見る機会があれば天の川を探してみてください。
●窓の外から「ミーンミーン」「ジージー」いろんなセミの声が聞こえてきます。子どもたちはお外に虫を取りに元気に走り出します。今年もようやく元気で楽しい夏が始まったようです。
●汗ばむような日が続く中で、子どもたちは毎日のように元気に外遊びをしています。園庭はアジサイからアサガオへ主役が変わったようで、季節の移り変わりを感じますね。
●水遊びがはじまりました。園庭には水しぶきが舞い、子どもたちの声が響いています。冷たい水が心地よく感じられる季節となりましたね。七夕・夏祭りと夏の行事を子どもたちは楽しみにしているようです。
●先日、ようやく梅雨が明け、子どもたちが待ち望んでいた夏がやってきました。暑い日が続く中、子どもたちは元気に汗をかいています。熱中症などに十分に注意しながら、子どもたちを見守っていきたいと思います。
●梅雨明けと同時に真夏日が続いています。子どもたちは暑さを感じさせないくらい元気に遊んでいます。子どもたちの体調管理に気をつけながら、この夏を元気に楽しんでいきたいと思っています。
●本格的な夏を迎えました。この時期は体力や食欲が落ちたり、睡眠時間も不十分だったりして夏バテしやすい時期です。生活のリズムを整えながら、この夏も元気に乗り越えていきましょうね。

保護者へ伝えたいことの文例

『おたより』には保護者へ伝えたいことや注意をお願いしたいことも書きます。

水遊びを実施するにあたっての注意事項

●水遊びがある日には、登園前にご家庭で《検温》および《プールカードへの記入》をお願いいたします。また、以下のような症状がある場合は、水遊びに参加できません。「咳・鼻水がある」「熱がある」「湿疹や傷が化膿している」「目の病気や耳の病気がある(※事前に医師の許可が必要です)」など。また、水遊びの後はとても疲れやすいので、お家に帰ったら早く寝るなどをして、疲れを翌日に残さないようにしましょうね。

冷房を頼りすぎないようにご注意を

●これからの時期は、毎日のように暑い日が続きます。つい冷房を低い温度に設定してしまいがちですが、『効かせすぎ』には注意しましょう。室温が《25℃以下》の場所に長時間いたり、外気温との《温度差が5℃以上》あったりすると、『冷房病』になりやすいとされています。そのため、保育園では冷房の温度は28度を目安に設定しています。体の冷えすぎは『免疫の低下』にも繋がりますので、ご家庭でも冷房に頼りすぎにはご注意頂けますようお願いいたします。

夏祭りについて

●◯月◯日には夏祭りを開催いたします。当日は、かき氷やフランクフルトのお店や、輪投げや魚釣り、だるま落とし等のレクリエーションもご用意しております。お神輿を担いだり、最後には盆踊りをみんなで踊ったりもしますよ。子どもたちと一緒に楽しく夏夜を過ごしましょう。

子供たちの姿を伝える文例

子供の様子がわかる『おたより』は保護者にとって喜ばれます。

乳児期(0歳~2歳くらい)

●つかまり立ちをするお友だちも少しずつ増え、今まで見られなかった景色や物がみえるようになったようで、目を丸くしています。
●水遊びがはじまり、プールに張った水を「ピチャピチャ」と手で触って水の感触を楽しんでいます。水遊びの時間になると子どもたちは大喜びで着替えをはじめるんです。

幼児期(3歳~)

●先日は、七夕に向けて笹飾りを作りました。輪つなぎや星飾りを、ハサミやノリを使ってたくさん作りました。最後には短冊にお願いごとを書いて飾り付けしましたよ。みんなのかわいい願い事が叶いますように。
●みんなで七夕制作をして、吹き流しや提灯などを笹飾りに飾り付けをしました。「お願いごとはなににしようかな~」と短冊に書くお願い事を悩んでいる子どもたち。お願い事がたくさんあるようでしたが、無事お願い事も決まったようで一安心です。ぜひお迎えのときにでも笹飾りを見てみてくださいね。

共通

●子どもたちは毎朝アサガオに水やりをしています。お世話のおかげでグングンと成長しています。「早くお花が咲かないかな」と子どもたちはワクワクと成長を見守っていますよ。

食育の文例

食育についても伝えていきましょう。

夏野菜を食べよう

●夏野菜が美味しい季節になってきました。夏野菜は強い太陽の光を浴びて育ちます。紫外線から身を守るための《βカロテン》や《ビタミンC・E》などが豊富に含まれており、《水分》や《カリウム》も豊富に含まれるものも多いので、水分を補いつつもカリウムの利尿作用で、体から熱を放出し、体を冷やす働きもあるんです。ぜひご家庭の献立に取り入れてみてください。
●野菜は旬の時期に一番栄養価が高く、その時期に人間の体に必要な栄養素が詰まっていると言われています。夏はどうしても食欲が低下する時期ですが、夏野菜の代表的な『トマト』『きゅうり』『とうもろこし』『ナス』などは、夏の時期に必要な栄養素が豊富で、食卓もカラフルに彩ってくれるので、食欲も刺激されますよ。視覚的にも夏野菜を美味しくいただきましょう。

「いただきます」「ごちそうさま」は大事です。

●自然の恵みや動植物の命、食事を作ってくれた人などへの感謝の言葉「いただきます」、食材や食事を用意してくれた人などへの感謝の言葉「ごちそうさま」。園では食事前後の挨拶を大切にしています。
●日本には、食事をする際に感謝の心を表す「いただきます」「ごちそうさま」を言う文化があります。近年は食べ物に困ることは少なくなり、食べ物への感謝の心が薄れているかもしれませんね。「いただきます」「ごちそうさま」と食べ物への感謝をする文化を持たない国もありますが、日本で生活していく中では、この素晴らしい文化は守っていきたいですね。

土用のうなぎ

●江戸時代に、「夏の『土用の丑の日』にはうなぎを食べる」という風習ができたと言われていますが、実はうなぎの旬は《秋~冬》なんです。しかし、うなぎは『栄養の宝庫』とも言われるくらい栄養満点です。うなぎを食べて、夏を味わい元気に過ごしましょう。また、うなぎは小骨が多いため食べるときは十分に気をつけましょうね。

保健に関する文例

子どもの三大夏風邪

●風邪や感染症といえば、冬のイメージがありますが、夏に活性化し、流行する感染症もあります。『子供の三大夏風邪』と呼ばれる《ヘルパンギーナ》《手足口病》《プール熱》は毎年流行します。『こまめな手洗い・うがい』や、『疲れを溜めない生活』、『栄養と睡眠をきちんととること』などをして、免疫力を高めてウイルスから体を守りましょう。

水遊び前の衛生チェックをお願いします

●『水遊び』では、お友達同士が触れ合うこともありますので『手足の爪を短く』しておきましょう。また、耳垢が溜まっていると、プールの水が耳に入ることで、結果的に炎症を引き起こすこともあります。『耳掃除はこまめに』行っておきましょう。事前にご家庭での衛生チェックをよろしくお願いいたします。

寝冷えに気をつけましょう。

●睡眠中に体を冷やしてしまうことを『寝冷え』といいます。『寝冷え』してしまうと、腹痛や下痢、倦怠感などの風邪のような症状を引き起こします。また、実際に、風邪やその他の病気へ繋がることもあります。下着やパジャマの見直しや、寝具の枚数、室温などに注意をして、寝冷えから子供を守りましょう。

夏を楽しく乗り切るために

●夏の暑さが続くことや、室内と室外の寒暖差などによって自律神経が乱れ、夏バテを引き起こします。『エアコンの温度を適切にする』『運動して汗をかく』『良質な睡眠を取る』『しっかりと水分補給する』などをして夏バテを予防しましょう。

『あせも』について

●夏シーズンは汗をよくかきます。特に大量に汗をかくと、肌の汚れや垢が汗腺を塞いでしまい、『あせも』ができてしまうことがあります。汗をかいたら『こまめに汗を拭く』『シャワーで洗い流す』『こまめに着替える』などをして肌を清潔に保ち、『あせも』ができないようにしましょう。

行事に関する文例

七夕

●7月7日は七夕です。織姫と彦星が1年に1度会える日ですね。子どもたちに七夕のお話の絵本を読み聞かせをしたあと、短冊にお願いごとを書いて飾りました。ご家庭でも、夏の夜空を見ながら織姫と彦星を探してみてはいかがでしょうか?

お泊り保育

●◯月◯日には、お泊り保育を行います。当日はカレーを作ったり、夜の保育園を探検したりします。家族と離れて過ごす夜に、すこしドキドキしている子もいますが、楽しんで過ごしてもらえるように配慮してまいります。詳しくは、別途文書にてお知らせいたします。

水遊び

●子どもたちが大好きな『水遊び』のシーズンです。水遊びをすることで、水の刺激で皮フを丈夫にすることや、気温の変化に上手に適応できるようになることを狙います。また、水の中で遊ぶことで血液循環がよくなり、心臓や肺の機能が高まり丈夫な体が作られます。楽しく水遊びをしていきたいと思います。

雑学ネタの文例

『おたより』にちょっとしたネタを入れるのもいいですね。

短冊の色の意味

●知っていますか?実は笹飾りの短冊の色には意味があるんです。《紫(黒):学業の向上心》《青:人間力を高める》《赤:感謝の気持ち》《黄色:信頼》《白:義務や規則を守る》。短冊にお願いごとを書く際には対応した色にお願いごとを書くと良いと言われているんです。ぜひ意識してみてくださいね。

海の日ってどんな日?

●7月の第3月曜日は祝日「海の日」です。
(※2021年のみオリンピック開催にあたり、特例措置として7月22日へ移動)
『海の恩恵に感謝をする』日として制定されています。この時期の旬である、スズキや真アジなどを美味しくいただきながら、海の生き物や海の楽しみ方などをご家庭でも話し合ってみてくださいね。

新型コロナウイルスについての文例

●いつも検温やマスクのご協力をありがとうございます。依然として、新型コロナウイルスの感染状況は変わらず、我慢の日々が続いていますが、子どもたちはしっかり順調に成長してくれています。引き続きご協力をよろしくお願いいたします。
●新型コロナウイルスだけでなく、この時期特有の感染症や熱中症なども十分に気をつけていきたいと考えております。引き続きご協力をお願いいたします。
●夏祭り開催については、感染症対策を最大限に考慮した上で、運営を行ってまいります。

締めの文例

●健康には十分に気をつけ、元気に、そして楽しく夏を過ごしましょう!
●本格的な夏が到来しました。夏バテをしないように十分な栄養・睡眠をとりましょうね。
●スカッとした青空のように、皆さんの気持ちも晴れやかでありますように。

7月の『おたより』文例をご紹介しました。
七夕や梅雨明け、水遊びなどを中心に本格的な夏の始まりであることを意識すると『おたより』を書きやすいかもしれませんね。暑いだけではなく、爽快な夏になるようなイメージで楽しく夏を乗り越えられるような『おたより』にしましょう。

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