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そのまま使える♪保育園|10月の『おたより』|書き出し、挨拶、例文まとめ★

最終更新日:2021.09.07

10月は気候も良く、お外遊びが活発になります。
この記事では、10月に発行する「保育おたより」で使える文例をご紹介♪
季節の移り変わりによる『景色の変化』や、運動会やハロウィーンなどの『イベント』を盛り込みながら『おたより』を書くのが定番です。

10月の『おたより』はどんなコトを書くの?

秋の過ごしやすい気候で晴れの日も多く、お外遊びにピッタリの10月。
運動会や秋祭り、遠足、作品展などのイベントを計画する保育園も多いかもしれません。
イベントの『内容』、イベント時の『子どもたちの様子』や、保護者への『連絡事項・注意事項』をわかりやすく伝えられる『おたより』になるようにしましょう。

10月の『おたより』作成のポイント

秋の深まりについて

10月は気温が下がり、肌寒く感じる日が増え、本格的な秋を実感する季節ですよね。
秋桜や金木犀・紅葉・銀杏などの木々は、秋らしくキレイに色づくので、『自然の変化』などの話題を盛り込むと秋らしい『おたより』になりますよ。

10月のイベントについて

10月にイベントを計画する園も多いかと思います。
運動会や生活発表会・ハロウィーンなどのイベントに向けて、子どもたちが『どのように過ごしているか』、またイベント開催にあたり保護者へ『連絡したいこと』や『お願いしたいこと』などを『おたより』を通して伝えましょう。

子供の成長について

10月は、4月の新年度が始まってちょうど半年が経過する頃です。
新年度が始まった頃に比べると、子供たちの様子は変わっているはずです。子供たちが『どんな成長したのか』『どんな様子になったのか』など、保護者の方は特に知りたい事柄なので、子供の成長や様子を伝えられるような『おたより』しましょう。

『おたより』を書く際はこれらをポイントとして抑えておきましょう。

10月『おたより』の季節感のある書き出しの文例

短めの書き出し

●金木犀の甘い香りが、私達を優しく包んでくれています。
●雲ひとつない秋晴れの空の下、子どもたちは『どんぐり探し』に夢中です。
●カラッとした空気が心地よい季節。過ごしやすい秋を迎えました。
●『芸術の秋』です。子供たちの感性がもっと豊かになるように働きかけていきたいと思います。
●木々の葉が赤や黄色に染まり、深まる秋を感じます。
●耳をすませば、草むらの中から『秋のメロディー』が聞こえてきます。
●運動会が近づいてきました。子供たちはどことなくソワソワしているようです。
●先日『お芋掘り』を行いました。大きく実ったお芋を楽しそうに収穫していました。『実りの秋』ですね。
●風が吹くと、秋桜の花が揺れ、私達に手を振ってくれているようです。
●子供たちは散歩先で拾ったどんぐりを、ポケットパンパンに詰め込んでいます。

長めの書き出し

●『食欲の秋』『スポーツの秋』『読書の秋』『芸術の秋』など、『〇〇の秋』という言葉がありますね。子どもたちにとって今年の秋は『どんな秋』でしょうか?ぜひ聞いてみようと思います。
●秋の夜長には、七色の虫の声が様々なメロディーを演奏しており、まるでオーケストラのように響き渡っています。秋の深まり、そして『芸術の秋』を感じさせてくれますね。
●カラフルな紅葉やイチョウは、赤や黄色や緑と鮮やかな秋を演出してくれています。子供たちは「葉っぱがお着替えした」と素敵な感性で季節の移ろいを感じているようです。
●秋晴れの空の下で元気よく遊んだ後は、お腹がぺこぺこになる子供たち。給食を美味しそうに平らげ、満足そうな顔をしています。『食欲の秋』、心も身体も大きくなっているようです。
●過ごしやすい季節になりました。すっかり日が暮れるスピードも早くなりましたね。夕暮れの園庭は、子供たちの声で溢れており、草むらでは虫のメロディーがたくさん聞こえてきます。
●このクラスになって半年が経ち、子どもたちはこの半年で見違えるほど『たくましく成長』しました。早いもので今年度も残り半分。子供たちとたくさんの経験をしていきたいと思います。
●金木犀の甘い香りが、ススキを「サワサワ」と優しく撫でています。園庭の木々も色づき、秋本番の季節となりました。子どもたちには、この季節ならでは自然を楽しんでほしいと思います。
●秋晴れの空の中、グンと背伸びをすると気分がスッと爽やかになります。景色は少しずつ秋の色へ変わってきました。このクラスになって早いもので半年経ち、あっという間に10月となりました。
●『スポーツの秋』ですね。涼しい風が心地よく、お外遊びもこれまで以上に活発になっているようです。日が落ちるギリギリまで子供たちの笑顔と声が園庭に溢れています。
●近くの田んぼでは、黄金色の稲が爽やかな風に吹かれ波打っています。散歩中には重なった落ち葉の上に立ち、自然のクッションを楽しんでいる子どもたち。自然を通して季節を感じ取っているようです。

保護者へ伝えたいことの文例

『おたより』には保護者へ伝えたいことや注意をお願いしたいことも書きます。

衣替えをお願いいたします。

●気温が落ち着き、肌寒い日も増えてきましたね。10月1日は『衣替えの日』です。
夏服から秋服への衣替えをお願いします。日中は汗をかいて遊ぶこともあるため、子供たち自身で衣服の調整ができるような羽織物などを選ぶなどのご配慮をお願いします。また、併せて衣服の『記名の確認』も併せてお願いします。衣服から元気に秋を過ごせるようにしましょう!

靴の見直しについて

●秋は過ごしやすい気候ですので、真夏よりもお外での活動も増えます。
外で履く靴は大きすぎても、小さすぎても身体にとってはよくありませんし、怪我をするリスクにも繋がります。また、素材が硬すぎる靴は、転んだ時に靴が曲がらず、怪我をしやすいので、靴を選ぶ際は『柔軟性や通気性』などを考慮した足『ピッタリ』の靴選びをお願いいたします。

行事のおしらせ

●10月◯日に運動会(生活発表会)を行います。子供たちは運動会(生活発表会)に向けて毎日練習に励んでいます。当日は温かいご声援をお願いいいたします。なお、詳細については別途配布物でお知らせいたしますので、そちらをご確認ください。

子供たちの姿を伝える文例

子供の様子がわかる『おたより』は保護者にとって喜ばれます。

乳児期(0歳~2歳くらい)

●クラスでいつも流している音楽に合わせて体を揺らしたり、先生の動きを真似したり、まるで『ダンス』をしているようです。子どもたちは『芸術の秋』を楽しんでいます。
●新年度が始まり半年が経ちました。はじめは保護者の方と離れるのが寂しくて泣いていた子も、今ではすっかり笑顔で登園してくれています。

幼児期(3歳~)

●お散歩中は、道端を歩くカマキリやバッタに興味津々で、見つけるとすぐに追いかけています。散歩の帰り道、子供たちの手には『どんぐり』や『葉っぱ』など『秋の宝物』で溢れています。
●先日、園の畑で育てているサツマイモをみんなで見に行きました。「早く芋掘りしたい!!」「大きな芋を掘る!!」と、みんな芋掘りの日を楽しみにしています。

共通

●『食欲の秋』を満喫している子供たち。給食もおやつも残さずに「ごちそうさまでした!」と美味しそうに完食しています。たくましく成長している証ですね!

食育の文例

食育についても伝えていきましょう。

秋の魚を食べよう

●サンマや、サバ・サケ・イワシなどの『秋の魚』がおいしい季節になりました。お魚には《タンパク質》や《カルシウム》《ビタミンB群》をはじめ、体に良いとされる《DHA》《EPA》などの栄養が豊富に含まれています。お魚がおいしい時期ですので、是非とも献立に取り入れてみてくださいね。
●魚がおいしい季節です。ぜひお魚の献立を作る際は『切り身』ではなく、『1匹』を子供に見せながら捌いてみてはいかがでしょうか?丸々『1匹』の状態から『切り身』になっていく姿は《生きていたものをいただいている》ということを伝えられるかもしれません。食べ物への感謝の心が持てるような働きかけが少しでもできたらいいですね。

醤油って??

●10月1日は『醤油の日』です。日々の食事では、必ずと言ってもよいほど『醤油』が使われていますね。子供たちは『醤油が大豆などからできている』ことなどは、まだ知らないかもしれませんね。日常に馴染んでいるからこそ注目しづらい『醤油』ですが、ご家庭で改めて醤油について知ってみてはいかがでしょうか?

ご飯は左、みそ汁は右

●園では、食事の際に配膳位置を『ご飯は左、汁物は右、お箸は手前』と子供たちに伝えています。ご家庭でも正しい配膳位置で食事をいただくように習慣づけをお願いいたします。食事マナーを学びながら、おいしく食事をいただきましょう。

お米がおいしい季節

●お米がおいしい季節となりました。「米」は「八十八」という文字から作られたといいます。お米ができるまでに88回の手間がかかると言うことを意味しているんです。時間と手間をかけて育てられたお米です。大切に味わって食べるように子供たちに伝えていきたいですね。

保健に関する文例

目を大切にしましょう。

●10月10日は『目の愛護デー』です。10.10を横にすると、『眉毛』と『目』に見えることから10月10日とされています。暗いところでテレビを見たり、悪い姿勢で絵本を読んだりして過ごすと、視力の低下に繋がります。目は取り換えることができない『一生モノ』、普段から目を大切にする習慣をつけましょうね。
●10月10日は『目の愛護デー』です。現代は、なかなかデジタル機器とは切っても切り離せない時代です。ですが折角の機会ですので、『目を休める時間を設ける』や『疲れさせない工夫』などを検討してみてはいかがでしょうか?

ひとり歩き期の注意点

●ひとり歩きが出来るようになると、行動範囲がぐっと広がり、興味の対象も広がります。自由に歩き、色々なモノに触ることができるようになるので、『転倒』や『転落』だけではなく、『怪我』や『やけど』などにも注意が必要です。事故が起きないように環境など、今一度確認してみてくださいね。

世界手洗いの日

●10月15日は『世界手洗いの日』です。『手洗い』は誰もがすぐに出来る衛生の取り組みで、正しい手洗い習慣をつけることは、いろいろな病気から『自分を守ること』に繋がります。《手のひら》《爪》《親指の付け根》《手の甲》《指と指の間》そして忘れがちな《手首》をしっかり洗い、健康を守りましょうね。ちなみに、すべての部位をしっかり洗うには約20秒かかると言われています。

予防接種って?

●『予防接種』は、自然に感染してしまうと重症化してしまう可能性がある病気の対策として行われます。病気にかかる前に『免疫をつけたり』、かかっても『重症化しない』ようにしたりする目的があります。保育園は集団生活を行っていますので感染症が広がりやすい場所でもあります。子どもを守るため、周りの子へ移さないためにも予防接種の検討をお願いいたします。

行事に関する文例

スポーツの日

●10月の第2月曜日は『スポーツの日』です。《スポーツに親しみ,健康な心身を培う》ことを趣旨としています。秋は、気候も良く、身体が動かすのに気持ちいい時期ですね。
公園で家族と一緒に身体を動かして遊んでみてはいかがでしょうか?体を動かすと気持ちも身体もリフレッシュしますよ。
※2021年のみ、東京オリンピックに合わせて特性措置として7月23日へ移動しました。

読書週間

●10月27日から11月9日の二週間にかけ『読書週間』が始まります。絵本は、子供たちの心を豊かにしてくれます。『読書の秋』です。子供たちと一緒に絵本を楽しんでみてはいかがでしょうか。『絵本の読み聞かせ』は、親子間のコミュニケーションにも繋がります。愛を感じ子ども自身の自己肯定感も養われますよ。

運動会

●いよいよ『運動会』があります。毎日頑張って練習しているダンスの成果が発揮できることが楽しみのようです。ぜひぜひ熱い声援をお願いいたします。

ハロウィーン

●10月31日は『ハロウィーン』です。ハロウィーン当日に向けてお部屋の飾り付けを作りました。カボチャ・おばけを作ったり、魔法使いへの『変身マント』なども作ったりしました。日本だけでなく、海外の文化にも親しみを持ってもらえるようにハロウィーンの意味なども伝えながら楽しみたいと思います。

雑学ネタの文例

『おたより』にちょっとしたネタを入れるのもいいですね。

『神無月』は神様がみんないなくなる?

10月は旧暦で『神無月』です。神様が10月に島根の出雲大社へ集まるので『神無月』とされているのは有名ですね。ですが実は、10月は島根県以外に神様がいなくなるわけではなく、留守番をしてくれている神様もいるんです。広く知られている「恵比寿神」は留守番をしてくれる神様の一柱です。多くの神様が留守中でも、ちゃんと『留守神様』が私達を守ってくれているんです!

ハロウィーンの仮装ってなんのため?

●10月末はハロウィーンですね。ハロウィーンの日はオバケや魔法使いの仮装することが知られていますが、何故仮装するのか知っていますか?本来ハロウィーンの日は霊や魔女が出てくる日と言われており、身を守るためにオバケや魔法使いの格好をして魔除けをするという意味があるんです。今年のハロウィーンはどんな可愛いおばけが出てくるか楽しみです。

3R推進月間

●10月は3R推進月間です。
『3R』は《Reduce(リデュース)=ごみの発生を減らす》、《Reuse(リユース)=くり返し使う》、《Recycle(リサイクル)=資源を再生利用する》を意味しています。最近では、3Rに《Renewable(リニューアブル)=再生可能な資源に替える》を加えた「3R+Renewable」という言葉も使われています。環境保護は今に生きる私達のため、そして未来を生きる人達のために取り組まなければなりません。子供たちにも環境問題について伝えていきたいと思います。

新型コロナウイルスについての文例

●これからの季節に流行するインフルエンザをはじめとする感染症対策、加えて新型コロナウイルス対策へのご協力を引き続きお願いいたします。
●日を追うごとに、気温が下がり寒い日が多くなります。体温が下がり免疫力も低下してきます。風邪の予防、そして、依然として落ち着かない新型コロナウイルス対策にも引き続きご協力おねがいいたします。
●新年度が始まり半年が経ちました。日々、新型コロナウイルス対策にご理解・ご協力頂きましてありがとうございます。当園も、引き続き子供たちの健康管理・感染症対策について取り組んでまいります。

締めの文例

●1年の折返し地点となりました。子供たちの成長には日々驚くばかりです。子供たちがよりのびのびと成長できる環境を整えてまいります。
●肌寒い日が多くなりました。体調管理には十分気をつけて元気に過ごしていきましょう。
●日毎に寒くなりますが、体調管理に気をつけながらも深まる秋の景色を満喫しましょうね。

10月の『おたより』文例をご紹介しました。
外遊びの機会が増えることや、季節の移ろい、季節ならではのイベントについて触れることで、10月らしい『おたより』が作成できるかもしれません。
秋という季節の中での子供たちがどんな様子なのかも伝えられる『おたより』にしたいですね。

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