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そのまま使える♪保育園|11月の『おたより』|書き出し、挨拶、例文まとめ★

最終更新日:2024.09.05

11月は秋から冬へ移り変わる時期です。
この記事では11月に発行する「保育おたより」で使える文例をご紹介♪
冬に近づき段々と寒くなっていくことや、冬支度について、また、季節が移り変わる中での子ども達の様子などを盛り込みながら『おたより』を書くのが定番です。

11月の『おたより』はどんなコトを書くの?

本格的な冬へと移り変わる時期の11月。
11月初旬はまだまだ過ごしやすくても日に日に寒さが厳しくなって行きます。移り変わる季節や、冬に向けた子供たちの様子などを伝え、これからの季節に向けた保護者への連絡事項や、注意事項をわかりやすく伝えられる『おたより』にしましょう。

11月の『おたより』作成のポイント

本格的な冬へ向かうこと

秋が深まると同時に本格的な冬を感じる時期です。
移り変わる自然や、紅葉と落ち葉の対比、虫の音が小さくなってきたことなど、11月らしい自然の話題を盛り込むと季節を感じられる『おたより』になりますよ。

冬支度について

これから本格的な冬が始まるので、温かい衣類や防寒具の準備が必要になります。冬に向けた準備などを保護者に向けて伝えましょう。また、冬に近づくと気温だけでなく、感染症などの『病気』や『健康面』でも気をつけなければなりません。健康面の注意喚起も忘れないように伝えましょう。

行事やイベントを盛り込む

11月は、大きなイベントはなく比較的落ち着いた月ですが、『文化の日』『絵本の日』『七五三』などのイベントはあるので、園でのイベントの様子を盛り込みましょう。
また、家庭で子どもと体験できる11月の行事を話題に盛り込むのも良いですね。。

『おたより』を書く際はこれらをポイントとして抑えておきましょう。

11月『おたより』の季節感のある書き出しの文例

短めの書き出し

●「はぁーっ」と吐いた息が段々と白くなるようになりました。冬がそこまで近づいています。
●肌寒い季節となりました。朝晩の冷え込みから晩秋の訪れを感じます。
●冷たい空気の中に降り注ぐ太陽の光が、心と体をポカポカ温めてくれるようです。
●地面には色づいた葉が積もっており、子どもたちはその上を歩いて「サクサク」「サワサワ」と音を鳴らしています。
●暦の上では「立冬」、いよいよ冬の始まりですね。朝晩の冷え込みには気をつけましょう。
●肌寒い時期が続いていますが、子どもたちは元気いっぱいにお外で遊んでいます。
●キレイに色づく紅葉のシーズンも、もうすぐ終わりです。冬が近づいて来ました。
●秋が深まり、どんぐりやキレイな落ち葉など「自然の落とし物」がたくさん。子供たちを楽しませてくれています。
●気持ちの良い秋晴れの空の下、冷たい風が季節の移ろいを感じさせてくれます。
●運動会が終わり、クラスがより一層仲良くなりました。

長めの書き出し

●「ピュー」と吹く冷たい風が、冬を連れてきたようです。賑やかだった虫の合唱も次第に落ち着いて、冬眠の準備をしているようです。子どもたちは寒さに負けず元気いっぱい走り回っていますよ。
●空を見上げると青空が高く広がり、足元には落ち葉が色鮮やかに広がっています。肌を撫でる風は段々と冷たくなって、秋の終わりを教えてくれているようです。もうすぐ本格的な冬ですね。
●落ち葉の感触が「フワフワ・フカフカ」から「カサカサ・サクサク」へと変わりました。子どもたちはその感触と音で秋の終わりを体全体で感じ、学んでいるようです。冬はもうすぐそこです。
●運動会がおわり、子どもたちの顔が少したくましくなったような気がします。これから本格的な冬を迎えます。子供たちには今しか味わえない『晩秋の空気』を肌で感じとって欲しいと思います。
●園庭にはどんぐりや、綺麗な落ち葉など「自然の宝物」が沢山です。子供たちはお気に入りの宝物を集めては色々な遊びに取り入れて遊ぶのが楽しいようです。秋の終わりを遊びの中で感じています。
●秋から冬へとバトンタッチをする季節です。暦の上では立冬、今年もあっという間に冬を迎えようとしています。朝晩は肌寒いですが、子供たちは寒さを感じさせない元気な笑顔を見せてくれます。
●賑やかだった虫のコンサートもそろそろフィナーレを迎えようとしています。すっかり朝晩は肌寒くなりました。体を暖かくして元気に冬支度をしていきましょうね。
●ホクホクの焼き芋が美味しい季節ですね。キノコやカボチャ、柿など多くの食べ物が旬を迎えています。旬の食べ物を美味しく頂きながらスクスク元気に育って欲しいです。
●秋晴れの空が続き、日中は過ごしやすいですね。今月3日は文化の日でした。素晴らしい芸術に触れることが、子供たちの心の成長、自由な発想、独創性につながると良いですね。
●寒い日が続き、大人は寒さにこたえていますが、子供たちは笑顔で外で汗を流しています。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、健康管理には十分に気をつけながら冬を迎えたいと思います。

保護者へ伝えたいことの文例

『おたより』には保護者へ伝えたいことや、注意喚起、お願いしたいことも書きます。

衣服について(厚着・重ね着)

●気温が低くなっていますが、子供たちは元気に外遊びをしたりして体を動かしています。厚着で体を動かすとすぐに汗をかいてしまい、その汗が冷えると風邪をひいてしまう可能性もあります。
体を動かしている途中に衣服を脱いだり、寒くなったら一枚上に着用できたりする『重ね着』など、子供たちが自分で衣服を調整できるようなご準備をいただけますようお願いいたします。

防寒具の準備

●本格的な冬が始まります。登園時や降園時などは特に気温が低いです。また、散歩などで戸外に出ることもあるので防寒着のご準備をお願いいたします。防寒着は、事故やトラブルにつながる可能性があるのでフードや紐がついていないもの、また、子供たち自身で着脱ができるような防寒着をご準備いただけますようお願いいたします。

記名のお願い

●新しく買った防寒具や、新しく買い替えた道具など、記名を忘れがちになってしまいます。友達と衣服を取りが違えたりする可能性があるので忘れずに記名していただきますようお願いいたします。また、記名が消えかけになっていることもございますので、今一度ご確認もお願いいたします。

子供たちの姿を伝える文例

子供の様子がわかる『おたより』は保護者にとって喜ばれます。

乳児期(0歳~2歳くらい)

●落ち葉の「カサカサ」という音が楽しいようで、「カサカサ」と秋の音がすると子供たちは大興奮です。
●園庭に落ちた落ち葉をじっと見て「黄色だ」「茶色だ」と興味津々です。葉っぱ色だけでなく、形の違いなど、秋ならではの疑問を子供たちなりに抱いているようですよ。

幼児期(3歳~)

●運動会が終わり、子供たちは一段とお兄さんお姉さんの顔つきになり、クラスの団結力もより強く深い絆になりました。クラス一団となってこの冬を暖かく迎えたいと思います。
●みんなで集まって遊ぶのが楽しいようで、「おしくらまんじゅう」「はないちもんめ」「かくれんぼ」など、どんな遊びをするのか毎日保育室で会議をしています。年下のお友達にもわかりやすく教えながらみんなで楽しく遊んでいます。

共通

●日が傾くのも早くなり、お迎えの時間が近づくと薄暗い外を見ながら「暗いけど大丈夫かな」と心配そうに保護者の方を探しています。お帰りの際は夜道には十分に気をつけてお帰りくださいね。

食育の文例

食育についても伝えていきましょう。

よく噛んで食べましょう。

●11月8日は、『いい歯(118)の日』です。いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をするためには、健康な歯を保つことが大切です。よく噛んで食べることは顎の発育を促しますし、虫歯の予防にも繋がります。しっかり噛んで丈夫で健康な歯を維持しましょうね
●よく噛んで食べることは『消化を助ける』だけでなく、『食べすぎ防止』『虫歯予防』『脳を活性化』などなど様々な効果が期待できます。また最近は口を開けたまま食事をする子ども増えてきました。幼少期に悪い食べ方をすると口周りの筋肉がなかなか鍛えられません。一度ご家庭でも咀嚼習慣を見直してみてくださいね。

サツマイモのチカラ

●先日は園でサツマイモ掘りを行いました。イモ類は食べてすぐエネルギー源になるので、エネルギー消費が激しい子供たちのおやつにも最適です。また、サツマイモにはビタミンやカリウムなどの栄養と食物繊維も豊富なのでお通じも良くなりますよ。
●サツマイモはとっても栄養価が高く、子どもの成長に役立つ栄養素がたくさん含まれています。サツマイモの栄養を摂るには『皮も一緒に食べる』ことをオススメします。サツマイモの皮は子供にとって食べにくいかもしれないので、『さつまいもご飯』などにして皮も一緒に食べられるように工夫をして美味しくいただきましょう。

食事の姿勢

●正しい姿勢で食事をすることは、マナーが良いだけでなく、食後の消化にも影響がでるんです。正しい姿勢で食事することを、しっかりと習慣にしましょうね。
また、椅子の高さやテーブルの高さが子供に合ってないと、子供の姿勢が崩れてしまうこともあります。正しい姿勢で食事を摂るのが難しそうな場合は、椅子などの家具の高さも確認してみてくださいね。

保健に関する文例

いい歯の日

●11月8日は118(いいは)から「いい歯の日』です。いい歯=健康的な歯を保つためには日々のお手入れが肝心です。歯磨きを丁寧に行うことや、定期的に歯の検診を行うなどをして歯を大切にしていきましょう。将来も美味しい食事をしていくために、歯への関心を持つ『いい歯の日』になると良いですね。

くしゃみや咳がでる時は

●くしゃみや咳は少なくとも2メートルほど飛ぶと言われています。周りに飛び散ってしまわないようにするため、くしゃみや咳をする時は、口・鼻をハンカチなどで覆いましょう。また、急なくしゃみや咳をする場合に、ハンカチが間に合わない事もあります。そんな時は口・鼻を手で覆うようにしましょう。また、くしゃみ・咳をした後はしっかりと手洗いをしましょうね。
●登園前など、咳やくしゃみが出ている場合は、マスク着用をお願いいたします。また咳エチケットへのご協力も併せてお願いいたします。また、体調の変化がありましたら早めの受診、そして、早めに担任へご連絡くださいね。

暖房機器について

●どんどん気温が低くなり、暖房機器を使う季節になりました。暖房機器を使う場合はヤケドに注意してください。特にハイハイや、つかまり立ちをしている時期の子どもの場合は、ヤケドをするリスクが高くなります。ヒーターの周りに安全柵などを設置するなどして未然に事故を防ぎましょう。万一ヤケドをしてしまった場合は、すぐに流水で冷やしてください。ヤケドの程度がひどい場合は迷わず受診や救急(119)へ連絡しましょう。
●11月になると暖房を使い始める時期ではないでしょうか?
エアコン暖房は空気を直接暖めるので、湿度が低下して空気が乾燥してしまいます。空気が乾燥すると、口や鼻の粘膜が乾燥し、ウイルスや菌に対する防御機能が低下してしまいます。また、湿度が低くなるにつれてウイルスの活動も活発になります。これから健康的に冬を乗り越えるために、加湿器などを利用して、温度だけでなく湿度にも気を使うようにしてくださいね。

行事に関する文例

文化の日

●11月3日は『文化の日』です。文化の日は毎年文化勲章授賞式が行われており、テレビ中継などもされていますね。どんな人が勲章をもらったのか、なぜ勲章をもらったのかなど子供と一緒に調べたり予想してみたりして、文化について考えるきっかけとなると良いですね。

秋の遠足

●11月◯日には『秋の遠足』を予定しております。秋の自然をたっぷり感じられる遠足にしたいと思っています。子供たちのお土産話を、ぜひ楽しみにしておいてください。詳細は別途文書でお知らせいたします。

七五三

●11月15日は『七五三』です。七五三は子供たちの健康と、健やかな成長を祝う日です。この時期になると子供たちの口から「ドレスきたよ」「お写真とったよ」など会話が聞こえてきます。くれぐれも千歳飴の食べすぎには気をつけましょうね。

絵本の日

●あまり知られていませんが11月30日は「絵本の日」です。当日は絵本の読み聞かせを行います。絵本を通して、子供たちの健やかな成長のきっかけになればと考えています。ぜひご家庭でも絵本を読んであげたり、好きな絵本のことについてお話してみたりしてくださいね。

雑学ネタの文例

『おたより』にちょっとしたネタを入れるのもいいですね。

みかんの日

●11月3日は『みかんの日』です。3日(=みっか)を「みかん」と語呂合わせして、「いいみかん」でみかんの日となっています。海外では「Mikan(ミカン)」と呼んだり、薩摩(鹿児島県)から伝わったことから「Satsuma(サツマ)」と呼ばれたりしています。また、オレンジとは違い、ナイフで皮を剥く必要がなく、テレビを見ながらでも食べられるので、「TV Orange(テレビオレンジ)」と呼ぶこともあるそうですよ。

レコードの日

●「レコードは文化財」という考えから、『文化の日』と同じ11月3日を『レコードの日』としています。レコードはアナログレコードと呼ばれ、樹脂製の円盤に音楽などを記録したメディアの一つです。カセットやCDが登場してきたことから減衰していきましたが、近年は、その音質の良さが再評価されており、売上を伸ばしています。おじいちゃん・おばあちゃんの家に、もしかしたらあるかもしれません。もしレコードがあったら、是非レコードを体験してみましょう。

いい〇〇の日

●11月は、11(=いい)となり語呂がいいことから、『いい〇〇の日』などの記念日がたくさんあります。11月22日の『いい夫婦の日』などが代表的ですね。
せっかくなので、ご家庭で『いい〇〇の日』と、ご家庭独自の記念日を制定してみてはいかがでしょうか?毎年記念日が増えていくのも楽しいかもしれませんね。

新型コロナウイルスについての文例

●まだまだ新型コロナウイルスの話題はつきませんが、子どもたちはしっかりと成長をしています。引き続き子供たちの健康と成長を見守っていきたいと思います。
●これからの季節、空気が乾燥するので様々な感染症が流行りやすくなります。新型コロナウイルスだけでなく、他の感染症への対策を行ってまいりたいと思います。
●今年も残り2ヶ月となりました。なかなか気持ちが晴れない世の中ですが、子供たちは元気にたくましく成長しています。子どもたちの未来は明るいです。そんな子どもたちを保育園全体でサポートしていきたいと思います。

締めの文例

●朝晩はかなり冷え込みますが、暖かくして冬を元気に迎えましょう。
●今年も残り2ヶ月ですね。年末へ向け、なにかと忙しい時期ですが、健康第一に過ごしましょう。
●あざやかな紅葉の季節、今しか楽しめない景色を子どもたちと感じていきたいです

11月の『おたより』文例をご紹介しました。
本格的な冬へと向かい、気温がどんどん低くなってきます。冬への備えを意識しつつ、秋ならではの情景を盛り込むことで11月らしい『おたより』が作成できるかもしれませんね。
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期なので、健康第一に過ごせるような『おたより』にしましょう。

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